Spirit Song Studio

【Spirit Song Studioについて】 1992年に結成された音楽製作グル…

Spirit Song Studio

【Spirit Song Studioについて】 1992年に結成された音楽製作グループです。Spirit Song を《心に向かう歌》として、心の歌を制作してきました。これらを歌った卒業生や卒業式歌を作っている(作ろうとしている)人と情報交換をしたいと思っています。

最近の記事

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2022年卒業式歌 《生きて》 〜新たに〜

mo) いよいよラストソングとなりました。時の経つのは早いですね。1992年に始まった卒業式歌制作も四半世紀を越え、今年で30曲目となりました。 ri) 今年の曲、難しくない? sh) 確かに。例年に比べて音が低くて。。 ia) 生徒たちよりも音域が低いから下げたんですよね。 to) 確かになぁ。 am) アンドロイドも歌ってるの?そんなふうに聞こえるところもある。 tm) 確かに。楽しいんじゃない?アレンジャーは相当苦労したみたい。データが送られてきたのは深夜やったから。 ri) 音楽もネットでやりとりしてるんや。 mo) 今年は生徒が入っていませんし、先生を集めた歌って初めてじゃないですか? tm) たぶん初めて。それだけに創作が難しかった。時間が限られているしね。それに録音したことのない先生がほとんどだから、 am) ヴァイオリンとサックス、かっこいいな。 tm)サックスは自宅でのアドリブ録音。ヴァイオリンは音楽室で平井先生の生ヴァイオリン。アレンジャーの指示で一オクターブ下の音と混ぜています。 ri) 色々凝っているなぁ。 sh) 今年の歌はどうやって作ったのですか? tm) 色々だけど今回は学年の雰囲気を考えて生徒からのアンケートを参考に詩を考えました。別の高校に進学する生徒や学校に登校しづらかった生徒のことを思い浮かべますね。 hf) 全力で〜は? tm) 個性の強い体育の担任の先生なら言うだろうなと思いました。 hf) やっぱし。 mt) サビがいいですよね。いい歌詞ですね。 to) アレンジがおしゃれですね。いろんな楽器が聞こえてくるし、カッコいい。前奏、間奏、後奏とも、味わい深いですな。 ga) ありがとうございます。泣きながら作ってました。笑 yn) これから卒業式歌はどうするんですか? tm) 退職なのでなんとも。 ri) 寂しい気もしますね。今までのを使い回しするとか。。 tm) それもいいのかもしれません。 yn) コンサートとかできそうですね。 mo) ところで30曲の中で一番印象的な歌は? tm) んん。やはり初めて作った「夢を求めて」、阪神淡路大震災の「君の心になりたい」、登校しづらくなった担任の生徒をテーマに「さくらの花が咲くころに」、悲しい出来事を乗り越えるための「未来へ」…このように挙げていけば、結局すべての歌ということになるのでしょうか。 am) 作るのはたいへんなんでしょうね。 tm) 年間に一曲だけなのに、できないストレスや周りからプレッシャーを勝手に感じて、毎年体調がおかしくなりました。歌詞が思いつかないのです。そこで毎日のように何度も生徒の写真や資料を見直して、生徒や卒業生にも手伝ってもらって、毎年完成の日は解放の日なんです。 mo) 本当にお疲れさまでした。

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      2021年卒業式歌 《ありがとう'20》 〜新たに〜

      mo) 新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が解除されましたが、相変わらずのネットでのミーティングです。今年も卒業式歌が出来上がったようです。さっそくインタビューしてみましょう。今年の歌はいかがでしたか? tm) いちばん大変だったのは卒業式で歌えないのに作る意味があるのか?ということでした。何度もやめよかと思いましたが、周りの期待と応援で、なんとか作る事ができました。言葉の力って大きいですね。 ky) 毎年期限ギリギリですが、今年もそうでしたか? tm) 今年は合唱練習もないとのことで、ギリギリまで考えていて、題名が決まって出来上がったのが、3月3日でした。今までで一番遅い完成です。今年もg氏にアレンジ面での大きな力を借りました。 sh) 今年のテーマは?やはりコロナウィルス感染でしたか? tm) 実は私もそう思って、勝手に《誰かのために生きること》というテーマで考えはじめていました。ところが生徒たちに聞いてみると、コロナでたいへんだったことがあまりなかったので、拍子抜けでした。やはり毎年のように3年生にもなると、自分たちは周りのおかげで存在しているのだという意識が強くなって、今年の生徒もそんな感じでした。 yf) スタートから流れるようなメロディーでいいですね。3段目がオシャレですね。最後は盛り上がる感じで、感動的ですね。多くの涙が見られたのではないでしょうか? tm) そうなんですよ。オシャレなところはg氏のご指導です。間奏のところで、メッセージが入って、感極まりましたね。最後のミックスのところでは私も何度も泣きそうになりました。 sh) なんかオペラ歌手か、歌のプロがいますね。 tm) 女声は中学3年生。全国コンクール入賞者です。素晴らしい声で、今年はこれを活かそうと思いました。男声で目立つ声はクラブ活動の生徒です。そのほかの声も素晴らしく、いいパフォーマンスを見せてくれました。 ga) 実施するのが困難な卒業式にあって、歌えなかったけれど発表ができてよかったと思います。 ha) そうですね。これからもメッセージを歌にして発表することは、歌うことと同じくらい素晴らしいと思います。 mo) これからも心の歌が歌い継がれていくといいですね。

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        2020年卒業式歌 《君へ》 〜新たに〜

        m) そして災害とウィルス感染に翻弄される新たな時代がはじまった令和。そのスタートの曲がこの《君へ》。まさに新たにというキャッチがぴったりですね。私も翻弄され続けています。 m)これからどうなるんやろうね。 t)卒業式はどうでしたか? tm)今までにないことばかりの時代の幕開けですが、卒業式も中止かと思われました。3月に入って学年末考査などの生徒たちが登校する行事はすべて中止で、その対応に追われました。その中で卒業式は、保護者と卒業生のみ。歌なし、送辞答辞なし、思い出のスライドショーを流して代わりとしました。そんな中で卒業式歌もこの演奏が紹介された、寂しいものとなりました。卒業式歌が作られたのに本番で歌われなかったのは初めてでした。 f)それはとても残念でしたね。 tm)仕方がないのですが、当たり前のようにあったものをなくして、初めてその存在に気付かされることの連続ですね。 s)この歌は何がヒントになったものですか? t)この年も生徒は手伝ってくれました。制作自体は新型肺炎の影響はほとんど受けなかったのですが、ほとんどアイデアが浮かばず、この年も別れを余儀なくされる生徒たちを思って歌詞を考えました。 r)その生徒たちはそんな意味で作られたことを知っているのですか? tm)毎年そうなんですが、歌う生徒がそれぞれに解釈をして歌ってくれたらなと思っています。こちらのメッセージを届けるというよりもそれぞれが感じてくれればそれでいいと思っています。 a)これからどうなるのでしょうか? tm)それは私にもわかりませんが、祇園祭やルミナリエが中止されたのに卒業式歌は続いている。笑 阪神淡路大震災のとき以外は続いている。続けていきたいですね。 m)これからも永く、この珠玉の卒業式歌が歌い継がれることを期待したいですね。まさにこの歌から始まる〜新たに〜という時代の幕開けです。 本日は長時間のネット会議、ありがとうございました!

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          2019年卒業式歌 《GAMBARE!》 〜未来へ〜

          m) そして2018年が《GAMBARE!》。なぜかひらがなではなく、横文字。 k) 意味ありげやね。笑 tm)がんばれ!と、先生が生徒を励ますことに違和感がある人が増えているみたい。がんばってるのに、これ以上がんばれ!というのか!なんてね。 f)がんばれ!っていい言葉だと思うけどなぁ。 tm)ちなみに某有名アーチストグループの先輩からも、この題名はなに?とツッこまれました。笑  やはりひらがながよかったかなぁ? f) 横文字は、他の意味があるのかって考えてしまいますね。それにしても久々にゲンキ系の曲調やね。 t) アレンジがいい感じですよね。 j)卒業式でもこんな感じだったんですか? tm)いやいや、式はピアノでしっとりと。一度は合唱部が録音をしてくれたのですが、完成してから私がイメージと違うということで、またまたg氏にアレンジをお願いしました。 m)何かヒントになった出来事はありますか? tm)この年の中学3年生は卒業前になっても中学生活をエンジョイできてない、やる気が湧いてこない生徒がいることが気になっていました。そんな生徒に何とか前向きにがんばって欲しいと思い、作詞作曲に取り掛かりました。 y) なるほど、おそらくそんな生徒さんたちがこの歌を聴くと、きっと感動すると思いますよ。 t)歌詞の内容や、コード進行、メロディラインなど、今までの卒業式歌を今までの卒業式歌の総決算という感じもしますね。 tm)それを言われるとツラいね。毎年同じテーマだからとっくに音楽作りのネタは尽きている。あとはその年の生徒の雰囲気とか、社会の雰囲気とかの違いが、曲調の違いのような気もするなぁ。 f) 全然そんなことはなくて、毎年が新鮮ですよね。言葉やメロディに手作り感もするし、録音もそう。毎年様々だってことが伝わってきます。 r)それがいいんでしょうね。毎年違う生徒たちと先生の作品だから。 m)この歌も励まされる歌。時々聞いたり歌ったりしたくなりますね。

        2022年卒業式歌 《生きて》 〜新たに〜

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          2018年卒業式歌 《あなたへ》 〜未来へ〜

          m)この年の曲《あなたへ》は友情というより、父母への感謝の歌なんでしょうか? tm)有志の生徒を集めてどんな歌にしたいか聞いたところ、意外なことに?「両親への感謝、周りの人たちへの感謝」の歌がいい、となりました。正直予想していなかったので、驚きましたが、それからは感謝の歌として、取り組みました。 y)意外なことに?というのは? tm)普段彼らは、仲間の事こそ大切にしているものの、大人に対してはそれほど考えているとは思わなかったのです。作詞にあたっては、周りの人たちにたくさん迷惑をかけてしまったと話していたし、それを歌にしたいと言ったので、そうなんだなと思いました。 g)いい歌ですよね。他でも使えそうな。 t)教会とかでも。。 h)なるほど、そうですね。 tm)卒業式におられた保護者の方からも、感動しましたとの感想を複数いただきました。 f)題名ですが、「ありがとう」でもよかったのでは? tm)そうなんですよね。そのほうがよかったかもしれません。ただ、この歌を聞いているすべての人に伝えたいという生徒の気持ちから、「あなたへ」としたんです。それぞれ、すべての人へという意味が「あなたへ」にはあるんです。 f)なるほど、深いですね。 y)わかりますね。そういうことか。。 t)この歌もいろんなところで歌い継がれて欲しいですね。

          2018年卒業式歌 《あなたへ》 〜未来へ〜

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          2017年卒業式歌 《いつか空の下で》 〜未来へ〜

          m)そして2017年の卒業式の歌が『いつか空の下で』。この歌は卒業生徒の皆さんが作った曲だと言うふうに聞いていますが。 tm)そうなんですよ。私が卒業式の歌を考え始めようとした頃に、卒業生の女子生徒3人が職員室の私のところにやってきて、今年の卒業式歌は私たちが作りますと言ったんです。私は曲を作ったことのない生徒が果たして作れるものだろうかと半信半疑でしたが、とりあえずお任せすることにしました。はじめの頃は貸し出したキーボードで遊んでいたりもしましたが、そのうちに詩やメロディーを具体的に考え始めていたようです。 g)先生は全く手を入れなかったのですか? tm)多少の手直しやピアノアレンジ等はしましたが、メロディーや歌詞は生徒たちが考えたものです。本当によくやったなぁっていうふうに今でも思います。 t)私も録音に関わりましたが、毎年に比べて特にこの年は熱心だったと思います。 k)何もないところから卒業式歌なんてできるものなんでしょうか? tm)生徒たちが考えた歌の作り方は、集めた詩や単語から全体にわたって統一した構想を作り、そして具体的に部分を作り上げていくと言う形だったと思います。私が特に感心するのは、曲の形が自由であると言うことと、歌詞がとてもユニークだと言うことです。パターンを考えたり今までの曲を見返していては思いつかない発想だと思います。特に優秀な生徒がいたと言うよりもみんなでワイワイ考えながら作ったと言う印象です。 f)歌詞には季節の移り変わりや自分たちの思いなどが込められていて、本当に凄いなぁと思いました。 g)生徒たちに任せて、怖くなかったですか? tm)そうなんです。心配もありましたし、歌える歌にならないと残念な結果になると思いましたが、最後はこちら(g氏?)のアレンジ力かな、と。笑 g)笑。また新たな歴史が刻まれた感じがしますね。 m)まさに昨年からのテーマ、〜未来へ〜にふさわしいですね。

          2017年卒業式歌 《いつか空の下で》 〜未来へ〜

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          2016年卒業式歌 《未来へ》 〜未来へ〜

          m)皆さん、ご無沙汰です。今日もネット会議の形でお集まりいただき、ありがとうございます。さて、卒業式歌制作裏話の続きです。2016年の《未来へ》は父母への感謝とか友情とかとは違う、壮大な感じがしますね。 tm)この歌は特別な印象がありますね。2学期始まって学校全体に衝撃が走り、泡立つ気持ちを抑えるのがたいへんなことがありました。そんな中で卒業式の歌を考えることなど、到底できない雰囲気になったのです。それでも卒業式に歌を送りたい、でもこのことは避けて通れない。何曲もボツにしながら、結局はこんな気持ちを表現するしかないと思いました。 k)そんなことがあったのですね。 tm)それでできたのがこの歌でした。現在を憂うのではなく、未来を目指して共に進んでいこうという歌です。 t)この時は本当に苦しかった。でも、みんなで立ち直ろうとしました。それがこの歌にはよく表れていると思います。声の調子も良くなくて、何度も歌ったりしました。編集にも助けられました。 tm) 声にはそれぞれの特徴があって、原音をどれだけ残せるかが編集の勝負だと思うんです。やればやるほど原音から遠ざかる。プロは本当に凄いと思います。 g) この歌は卒業式歌の中でも特別ないくつかに入りますよね。作ったというより、出てきた感じがします。 tm) その通りです。ただ、イメージははっきりしていたけど、ピッタリ来なくて何曲かはボツにしたりしました。完成しましたが、気持ちは複雑ですね。この歌によって救われてほしい一心でした。 y) 波の音が入ってる!この歌だけですね、いわゆるSEがはいってるのは。 tm)入れるつもりはなかったのですが、イメージを膨らませていって、最後に何か足りない、と歌の最初と最後にいれてみました。 m)それでも、この歌も歌い継がれて欲しい一曲ですね。

          2016年卒業式歌 《未来へ》 〜未来へ〜

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          2015年卒業式歌 《きみを忘れない’14》 〜仲間とは〜

          m) そして〜仲間とは〜の最後を飾るのが《きみを忘れない'14》。のびのびとした、いわゆる歌的な歌ですね。 tm) a先生初挑戦の卒業式歌。何せ作詞作曲自体が初めてだったのでかなり苦労しました。 k) 先生は声楽家のご出身と伺いました。そんな感じの声楽的な歌ですね。 f)メロディーがゆったりとしていて、わかりやすいですね。 t)自分自身での録音ですよね。 tm)そうなんです。かなり緊張していましたが、彼の特徴がよく出た仕上がりになったと思います。 i) ありがとうございます。いい感じに仕上げてくださいました。 m)新たな卒業式歌の一作品ですね。 tm)その通り。皆さんの協力なしにはまったくここまで続けられなかったと思います。卒業式歌は皆さんによるリレー作品ですね。 t)それにしてもよく続いていると思います。できないときもあるはずなのに。 m)そして次回からは新たな境地に入るようです。今回はここまで、次回もお楽しみに!

          2015年卒業式歌 《きみを忘れない’14》 〜仲間とは〜

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          2014年卒業式歌 《さくらの咲くころに》 〜仲間とは〜

          m)さくらがテーマの歌がまた出ました。笑 k)さくらの歌って、外側より内側にくる感じだな。 f)歌がたくさんあるから、参考にできるけど、独自性を出すのが難しいだろうな。 tm)そうなんですよ。さくらの歌って森山直太朗さんとか福山雅治さんなど、いい歌が多いですよね。曲ができてから、に多様な曲がないか、被ってないか確かめるんですが、彼らの曲は眼から鱗ですね。やはり、プロはすべての面ですごすぎです。 h)この歌もとても雰囲気のある名歌だと思います。伴奏も桜っぽくていいと思いました。 y)いろんな桜の名所があって動画にも紹介されていますが、やはり歌詞にもあるように、桜は出会いと別れ、喜び悲しみを繰り返すと言うフレーズにぴったりだと思います。 t) 歌手の声、アレンジもイメージとぴったりですね。自分のことと置き換えて考えてしまいます。それにしてもこのアレンジはいろんなところが凝っていますね。 tm) g氏に感謝ですね。いい歌に仕上がりました。

          2014年卒業式歌 《さくらの咲くころに》 〜仲間とは〜

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          2013年卒業式歌 《ぼくらの道》 〜仲間とは〜

          m)中学生にとってやはり仲間というのは特別なんでしょうね。いまだに連絡をとっている友人が中学時代だったりする。 k)確かに。しかも異性ではなく同性が多いな。(笑) m)異性もおるやん。 k)あっ、それクラブな。クラブは先輩も後輩もおるな。 f)この年も《ぼくら》だけど作ったのは女子生徒ですか? tm)そうなんです。作った本人たちもそうしようということになって。 h)この年もいじめがテーマとか? t)そうだったと思う。だんだん深刻化してきていたからね。特に生徒たちにはいつ降りかかってくるかわからない、人ごとではなかったんだと思う。 g)でもそれを表現するのはなかなか難しいですよね。 tm)『ひとりじゃない』という歌詞が引っかかっていた。否定形って前向きじゃないのではとか。。 a)そんなことないと思うけどね。仲間がいるよって意味でしょ? y)サビの部分で跳躍というか高声にとぶところがいいですね。歌が盛り上がる。t氏も上手に歌っていますね。さすがだと思います。 tm)実情はなかなか複雑で、いつのまにかデータのテンポチェンジがくるっていたり、それで歌と合わなくなっていたり…一箇所での録音ではなく別のソフトを別のパソコンで録音したりすると、原因不明の(原因は必ずある)エラーに悩まされたりする。一音一恩修正することもありました…何せ素人がやってるので、録音しながら覚え、思い出した、また忘れるって感じ。なかなか思い通りにはならないね。 g)それにしては、素晴らしい出来だと思いました…歌いやすくて盛り上がる感じがいいですね。ところで、スタート13秒後あたりのピョンピョンという宇宙的な音は? m)そんな音がありましたかな? y)あっ!かすかに入ってる! tm)見つかりましたか。。アレンジしているMacのLogicProXの『Airway』というソフト音源なんですが、音を伸ばしているとしばらくしてからいろんな音が出る音源みたいなんです。 t)それを狙って使った? tm)いや、実は知りませんでした。笑 ただのPadの音だと思っていました。完成後に聴いていて偶然気づいたんです。でも隠しコマンドみたいで面白いなって思ってそのままにしています。笑 m)遊び心もある歌ということですね。笑

          2013年卒業式歌 《ぼくらの道》 〜仲間とは〜

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          2012年卒業式歌 《ずっと忘れない》 〜仲間とは〜

          m)ずっと忘れないは、歌手が印象的ですね。生徒ですか? t)中学3年生の生徒なんです。とても力のあるいい声をしていました。なかなか、静かなところがなくて、学校の施設の外で録音しました。2回ぐらい歌ってOKになったと思います。 g)それと、同じメロディなのに伴奏(コード)が違うのも、いいなと思いました。 tm)この年もたくさんの生徒が参加してくれて、迷いに迷った。ある程度が決まってからは、核になった5名の生徒が歌詞を考えながらパズルのように当てはめていってくれた。まさに卒業生が作った卒業式歌になったと思います。 a)男子生徒が作ったんですか? tm)卒業式歌に参加してくれる多くは女子生徒なんです。この年もそうでした。そうなんです。私とか僕とか、どうしようか、いつも悩みます。卒業生全員の肌感覚のある歌にならないかなって。 h)誰が誰に歌っているのかって、大切ですよね。この頃の作品には、友だちが彼ら彼女らにとっていかに大切かということが伝わってきますね。 k)そして感謝という気持ちを表している歌も多いのかな。 f)世の中が、そうなっていってほしいですね。

          2012年卒業式歌 《ずっと忘れない》 〜仲間とは〜

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          2011年卒業式歌 《旅立ちの詩》 〜仲間とは〜

          m)ここからもネット会議形式で。よろしくお願いします!さて、ここからは仲間とは、というテーマに変わりました。友だちが大切で、友だちに感謝という詩が増えていった頃と言えるのでしょうか。 tm)そう思います。旅立ちの詩は大切な仲間や周りの人たちに感謝の気持ちを表す歌です。メロディに見事な伴奏をつけてくれたのが、g氏。卒業式歌の主です。g氏が絡む絡まないで、歌の雰囲気も変わりますね。 g)なかなか、歌を作る機会がないので、チャンス!と参加させてもらっています。もともとは《大切な君》だったと思います。 h)ピアノ伴奏が、難しいですね。 tm)卒業式直前まで、2名の女子生徒が猛練習をしてくれて、結局卒業する中学3年生が弾くことになりました。ピアニスト不足のこともありましたから、とても贅沢な年と言えると思います。 t)最後が盛り上がる、いい歌ですね。ハモリもあるし。。 a)全員で歌えるって感じですね。 tm)最後の仕上げに吹奏楽部のコーラスが入った。この年の部員はすごくて、勝手にハモリをつけてしまった。譜面もなし。 m)私も吹奏楽部でしたが、すごいですね。なかなかそこまではできないですよね。 g)久しぶりにみんなで盛り上がれる歌になりましたね。 tm)尽力に感謝いたします。

          2011年卒業式歌 《旅立ちの詩》 〜仲間とは〜

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          2010年卒業式歌 《いつまでも》 〜こころの唄〜

          m)こころの唄の最後は《いつまでも》でした。この歌は一転して、感謝の歌になりましたね。 y)この歌やったら卒業式だけでなく、いろんなところで歌えそうやね。 tm)そうなんです。コンセプトはそれでした。冠婚葬祭のときでもいけるって。もともとはこの年にハイチで起こった大地震に何かできないか、考えを深めていくうちに、両親に感謝する歌にたどり着いた。卒業式当日は保護者の方の涙が数多く見られました。 r)すごい歌ですね。考えようによっては、神さま、仏さまに捧げる歌でもありですね。笑 tm)実はこの年の卒業生の制作メンバーは固定されてなくて、いろんな意見が集まった。そして、校長先生まで参加してくれて考えた歌でした。 k)それでは、なかなかまとまらなかったのでは? t)そうなんですよ。プランがたくさん集まっても、どれかを採用して、それかがボツになるから。それを絞り込んでいくのがたいへんだと思います。人によって感覚や発想も違うしね。 a)でも、この歌のように両親に捧げる歌だと、同じようにイメージができやすかったのでは? h)自分の信じる神さまととれなくもない。ある神父さんがそう言ってた。 tm)幅広く、それぞれの解釈で歌ってほしいですね。

          2010年卒業式歌 《いつまでも》 〜こころの唄〜

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          2009年卒業式歌 《ぼくのたからもの》 〜こころの唄〜

          m)こころの唄の3曲目は《ぼくのたからもの》でした。 t)たしか吹奏楽部の部室で録音したと思います。機材の関係かな? tm)よく覚えてないですが。まだ、MTRの時代だったのかな。ところが録音したパソコンソフトが変わってしまってデータが使えなくなり、録音し直しとなった。それと、この歌は音程的にもかなり厳しくて、歌えるかどうか心配だった。でも思い入れのある学年だったので、なんとかしたかったですね。 y)この歌も普段の生活の中からできた詩のように感じるな。 k)高いだけでなく、技術的にも難しそう。t氏はとてもうまいね。 tm)この年の曲はどのように歌を作ったかよりも、どんな生活だったかのほうが印象的ですね。入試が終わって2月、最後に生徒と行った黙想会。プログラムは講師の先生に任せて、私は詩を考え続けた。そして、g氏にも大きな助けを借りて、この歌も何とか完成しました。 g)かなりしんどそうでしたね。追い詰められていた感じでした。 tm)その通り。はじめは《明日への道》って歌にしようと決めて作り始めた。なかなか歌詞から組み立てからアレンジから進まなかった。実は体調が悪くなって仕事を早退したこともあった。 f)プレッシャーが掛かっていたんですね。 r)それでも完成しましたね。 tm) 何年に1回はできないかもしれないという年があります。そのたびに何かにすがって、何とか仕上げる感じですね。作った曲を期限の2日前にボツにしたこともあります。やはり納得した歌を歌いたかったですからね。 m)同じテーマで歌を考えるのはなかなか大変ですね。やめたいと思ったことはありますか? tm)何回もありました。でも、卒業生の顔を思い出すとなかなかそうもいかなかったですね。 m)毎年毎年生み出すのはパワーが要りますね。33きょ

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          2008年卒業式歌 《君との約束》 ~こころの唄~

          m) そして、2008年の歌が《きみとの約束》。これは、卒業生との心情がそのまま表れている、むしろ珍しい歌ですね。 y) これはm先生の担当が中学3年生だったとか…。 tm) ビンゴです!よくわかったね。 t) ぼくにとっても思い出の曲となっています。 k) 「古い校舎がなくなっても」という歌詞から、建て替えがあった年やね。 tm) そうです。卒業生徒から集めた、卒業への思いをつなげて歌詞にしました。 g) 「線路沿いの坂道」は懐かしい、阪急電車を思い出す。 t) 「暑い夏の日のグランドに」はテニス部かな? m) まさに卒業生徒の思い出が詰まってる感じやね。 tm) ここで1枚だけ、懐かしい写真が動画に入っている。卒業生徒ならわかるやつ。 g) ナイスアイデアですね。この年の録音は? tm) 卒業してから卒業生徒に来てもらって録音しました。場所は音楽室だったと思います。この年もg氏にピアノアレンジをしてもらっています。本当に感謝です。1枚だけリアルな写真が動画に組み込まれていることを、卒業生ならわかったことでしょう。 y) 小中学校の古い校舎、体育館、渡り廊下、温水プールなど、さんざんお世話になった学校の施設が取り壊されて、思い出に変わる。そんな時代でしたね。

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          2007年卒業式歌 《きみを忘れない》 ~こころの唄~

          m) 皆さん、お久しぶりです。ウィルス感染拡大防止のため、今回もネット会議形式でお願いします! k) なかなか、収まらんね。ウィルス。 t) 年単位の話らしいね。 h) くれぐれもかかりませんように。 m) ところで《きみを忘れない》ですが、雰囲気がスッキリしましたね。歌も伴奏もとてもいいと思いました。これは卒業生にすんなり受け入れられたのではないですか? tm) 中学3年生の2人の女子生徒が深く関わってくれました。結局作詞作曲にも、ピアノ伴奏にも、そして歌にもその才能を発揮してくれています。 k) いい歌ですね。このモデルは? tm) 当時いろんな社会問題があったのですが、結局一番自分たちが重く受け止めたのが、いじめによる自殺の問題でした。今も苦しむそんな仲間たちに、何かできないか、歌でメッセージを送れないかと考えました。モデルといえばそれですね。 h) ホンマに中3?うますぎひん? t) 上手いよね。ピアノもね。 tm) テーマが決まるまでは、ダラダラと考え続けていました。 実は完成した曲があったんです。《夢を語ろう》という歌でした。でも納得できませんでした。差し入れの節分の豆をいただきながら考えていたので、ユニット名が『Haapy Beans』(福豆)として、焦る気持ちを抑えて、気持ちを前向きに盛り上げていった。第二音楽教室を占領していたから、吹奏楽部にも迷惑をかけました。テーマが決まってからは程なくできたという感じでした。 f) サビがいいよね。アイドルグループの歌みたいにキャッチーですよね。 g) サビが関ジャニ∞の何かの曲に似てると言われたことある。 tm) 曲を作ってると気になるのはそこ!なんです。知らない歌だらけですからね。今回もg氏のアレンジが炸裂!心に残る伴奏ですよね。 g) 歌がいいとアレンジもしやすいですよね。 tm) 周りの才能によってできた曲だと思っています。最近、新しいパソコンと新しいアプリで再MIXしたけど、10年以上経っているのに、色褪せない仕上がりとなっています。

          2007年卒業式歌 《きみを忘れない》 ~こころの唄~

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