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iPadに液晶保護フィルムを貼るなら、非光沢がベストだ

ボクのiPadには現在、ペーパーライクフィルムが貼ってある。Apple Pencilの描き心地を重視したフィルムだ。いわゆる非光沢(アンチグレア、ノングレア)フィルムだ。もともとは、光沢フィルムを貼っていたが、いろいろ問題があると感じたので、ペーパーライクフィルムに貼りかえた。

光沢フィルムの問題とは、まず、画面が指の脂で汚れるということである。1日使うだけで、明らかに汚れて見える。数日使うと、視聴に支障をきたすほど汚れる。ボク的には、視聴に支障をきたすレベルの汚れだ。

むやみに光を反射するというのも、大きな問題だ。光が少しでも画面に当たると、必ずどこかが反射して見づらくなる(見えなくなる)。光の入射角に応じて、いちいち置く位置を変えたり、角度を変えたりする必要がある。この反射を完全になくすためには、真っ暗な場所に移動するぐらいしか手はない。

Apple Pencilで描くと、ツルツル滑って描きずらいというのもある。ただ、これに関しては、慣れの部分もあるので、問題というほどではない。

こう書くと、光沢フィルムは悪いことばかりのようだが、そんなことはない。非光沢に比べて、画面がキレイに見えるし、ツルツルなので、指操作が気持ち良い。ただ、どちらが良いかとなると、非光沢に軍配が上がる。

実際にペーパーライクフィルムを使ってみると、デメリットを感じることはほとんどない。画面のキレイさについても、むやみに反射しない分、こっちの方が落ち着いて見やすいとすら感じている。

指操作についても、摩擦抵抗が増した独特の感覚を伴うものの、指が滑らないので、むしろこちらの方が確実に操作できるような気がする。

ここまで保護フィルムありきで書いてきたが、もちろん保護フィルムを貼らないという選択肢もある。ただ、ボクには保護フィルムを貼らずにiPadを操作した経験がないので、その良し悪しについてなにも言うことはできない。

あえて言えば、真のディスプレイを楽しめる、真の裸族を名乗れる、保護フィルム代が浮く、といったメリットが考えられるかな、といった感じだ。ふと思ったが、真の裸族とは、ハイリスク・ローリターンなだけの、かなりハードルの高い試みだ。