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液晶保護フィルムの選択を誤ると、こうなる。

デバイスの液晶保護フィルム選びは、マイナーだが、非常に大事だ。選択を誤ると、デバイスの魅力を大きく損なうリスクもある。

ボクは非光沢一択だが、非光沢ならなんでも良いというわけではない。先日、iPad mini 6を購入した際、液晶保護フィルムの世界(?)では名の知れた某メーカーのペーパーライクフィルムも買った。そのフォルムを装着して、いろいろイジっていたのだが、どうも具合が悪い。

表面がケバ立っていて、ガサガサするので、指で触れたときの感触が悪い。あるいは、指でタッチすると、目的の隣のアプリが開いたり、動画再生のタイムラインを左右にスクロールしようとしても、引っかかったようになってちゃんと反応しないなど、指の追従性が悪い。一方、Apple Pencilの書き心地はまずまず。

Apple Pencilの書き心地は良しとしておくとしても、感触の悪さ、追従性の悪さは、どうにも気に食わなかった。そこで、フィルムを別のに変えた。なんとか専門製造所とか言うメーカーのペーパーライクフィルムにした。なぜこのフィルムにしたのかと言うと、iPad Proで使っているフィルムだったからである。

フィルムを張り替えて、再度試したところ、さっき書いた問題はすべて解消された。ガサガサ感がなくなり、指がツーッとよく滑るようになった。指の追従性も大きく変わった。アプリの誤爆もしなくなったし、動画再生のスクロールもちゃんと反応するようになった。

つまり、フィルムの選択を誤ったため、iPad miniの使い心地が悪いと感じていたのだ。もっと言えば、悪いのはフィルムなのに、iPad miniのディプレイが悪いと思っていたわけだ。本来であれば、ちょっとしたバツの悪さを感じるべきところだが、そんな気にはならなかった。

なぜなら、前のフィルムを剥がした後、裸の液晶で試したところ、前のフィルムと大差なかったからである。動画再生のスクロールに関しては、前のフィルムよりも引っかかりがヒドく、まともに操作できなかった。指のコンディションのせいかもしれないが、だとしたら、新しいフィルムが快適に操作できることの説明がつかない。

一応断っておくが、ボクには、この新しいフィルムをオススメする意図はない。ボクが言いたいことは、フィルム選びを誤ると、「こういうことになるかもよ」ということである。