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Wi-Fiがイマイチなので、有線LANにしたら、通信速度上限の1Gbpsが出た

インターネット回線が不安定なのは、すでに常識だが、物には限度というものがある。ボクの場合、あるときは300Mbps出たかと思えば、2Mbpsにまで低下するときもある。

ベストエフォートという言い訳があったとしても、それなりの料金を取って、1Gbpsの通信サービスを提供している以上、ちゃんと安定供給してもらわないと、一ユーザーとしては困る。

そもそもインターネット速度がどうなっているか、ちゃんと把握することは難しい。インターネット速度を測定するサービスはいくつかあるが、測定数値はサービスごとにマチマチで、ヒトケタ違うこともザラだ。

最近は、NETFIXの速度測定サービスを利用している。他のサービスに比べ、比較的低めの数値が出るので、まだマシかなと思ったからだ。ただ、どこまで当てにして良いのやら、半信半疑である点では、他と大差ない。

ボクの場合、Wi-Fiで通信しているので、事情はさらに複雑になる。Wi-Fiルーターの調子の良し悪しも通信速度に影響してくるからだ。現在使っているのは、Wi-Fi6対応のメッシュWi-Fiだが、そもそも、ちゃんと性能が出ているかどうかすら定かではない。

例えば、ルーターに近づいて計測しても、数十Mbpsしか出ないときもあれば、10m以上離れても同じ数値が出ることもある。あるいは、なんか遅いなと感じたときに、ルーターの電源を抜いて、しばらくして電源を入れると、速度が復活することがあるが、なんの変化もないこともある。または、ルーターの位置を数十cmズラすと、数十Mbpsから数百Mbpsに跳ね上がったりする。

つまり、よく分からない。「とりあえず普通に使えていれば良いや」ということで、通信速度について、あれこれ考えるのをヤメることにした。

そんなあるとき、大好きなYouTubeを観てると、動画が途中で止まるようになった。すぐさま速度を測定したが数十Mbps出ていたので、とりあえずスルーした。ところが、その後、同じような症状が何度も発生するようになった。つまり、普通に使えなくなってしまったわけだ。

パソコンを再起動したり、ルーター電源を抜き差ししたり、いろいろやってみたが、測定した通信速度はそれなりに出ているのに、YouTubeが途中で止まり、グルグルマークが表示されるという症状に変わらなかった。こうなると、ボクの知識ではどうしようもなかった。お手上げというやつだ。

「どうすっかな」と思いながら、何気に目の前Mac miniが目に入った瞬間、有線ケーブルが使えることを思い出した。ここ数年、Wi-Fiしか使っていないので、「今さら有線LANはないだろ」と若干躊躇したが、お手上げ状態だったので、藁をも掴む気持ちで、有線LANにつないでみた。

ところが、何度やっても数十Mbpsしか出ない。「やっぱりダメか」とあきらめかけながらも、パソコンを再起動して、再度測定してみた。すると、数百Mbpsに復活した。その後も測定を重ねるごとに速度は上昇していき、ついに最大通信速度である1Gbpsが出た。1Gbpsは1回だけだったが、900Mbpsは複数回出た。

その状態でYouTube観てみたが、残念ながら、グルグルマークが出る症状は相変わらずだった。グルグル回る時間はかなり短縮されたものの、グルグルは出てしまう。

ここまでくると、グルグルの原因は、パソコンの性能の問題かもしれない、と思うようになっている。

その後、様子を見てるが、数十Mbpsに下がったかと思えば、その数十分後には800Mbpsを超えたりと、乱高下を繰り返している。評価するには、少なくとも、あと数日は要する。これでもダメなら、いよいよお手上げだ。