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青単氷雪スピリットのすゝめ(前編)

はじめに

ご無沙汰してます。Spirit Loverです。霊廟の放浪者がMTGアリーナに実装されたという事で、今回は紙でもデジタルでも愛用しているパイオニアのデッキ『青単氷雪スピリット』について前編と後編の二部構成で語ろうと思います。
前編ではスピリットデッキを回し始めたキッカケについて語ろうと思います。後編ではデッキの回し方を含めた各カード紹介をしていく予定です。大のスピリット好きがスピリットデッキについて語ってるというスタンスで読み進めて頂ければと思います。

青単アグロ(テンポ)との出会い

筆者は青単氷雪スピリットデッキが大好きである前に、青単アグロ(テンポ)(以下青単と記す)が大好きなプレイヤーでもあります。では、まずはなぜ筆者が青単好きなプレイヤーになったのかというところから語っていきます。
筆者がMTGアリーナを始めたのは、灯争大戦発売後の2019年5月末。当時はイクサランブロック,基本セット2019,ラヴニカブロックがスタンリーガル。筆者はその時、今現在のように継続してMTGをプレイするとは思っていなかったので課金はしていませんでした。なけなしのレアWCを消費してショックランドを刷ることすら躊躇してたのは良い思い出です。
ある程度ゲームに慣れて初期配布デッキを改良して遊んでいた時、やけに『青い』デッキと対戦することがありました。除去しようとしても打ち消される、なんか島が出るたびにクリーチャーのパワー大きくなってるし、しかもお相手の手札の枚数なんか減らんし…。何このデッキ!面白そう!となりまして、色々調べたところTRAMPLEというサイトにて、下記のデッキ紹介記事を見つけるに至りました。これが筆者と青単ひいてはクロックパーミッションデッキとの邂逅となります。

レア4枚でも回し方次第でちゃんと勝てるデッキということで、青単の対戦動画を頻繁に視聴して回し方を勉強していました。当時はカード知識もほぼ皆無だったので、どのカードを通すかor通さないかの判断がド下手。成長の螺旋に考えも無しにカウンターを当ててたぐらいです。対戦する→負ける→出されて嫌だったカードの詳細を調べて覚えるのループを繰り返していました。おのずとカード知識も身についていったと記憶しています。
この青単をメインデッキに据えながら色んなアーキタイプのデッキを回せるぐらい資産が貯まってきた頃、とあるニュースが飛び込んできます。新たなフォーマット「パイオニア」の発表です。

当時の筆者は自分はアリーナ専だし紙のMTGはやらないだろうと思っていました。なのでパイオニア制定のニュースに対しても、そこまで興味を示さず…。ただ当時親交のあったプレイヤーさんに「性格的にアリーナだけじゃ物足りなくなって紙もやると思う」と予言されていました。勿論この予言は後に的中します!!

スピリットデッキとの出会い

2019年10月にエルドレインの王権が発売されたことで青単の屋台骨を支えていたカードたちがスタンダード落ちし、筆者は青白コンや青黒コンを好んで回すプレイヤーになっていました。
そんな中パイオニアが初めて大会種目として採用されたプレイヤーズツアー・名古屋2020決勝戦の配信を観たことが、筆者に取って大きな変化点となります(視聴したことが無い方は是非観て下さい!)。

配信を視聴したことでロードスピリットに加えて、後続のスピリットを瞬速持ちにするスピリット,呪文を一時的に追放出来るスピリット,タッパー役のスピリットを擁していて、しかも運が絡むけどそれらのクリーチャーをインスタントタイミングで場に出せるカードも入ってる。スピリットデッキ、回したら楽しそう!組みたい!紙のMTGで遊びたい!という衝動に駆られることとなりました。
その後周囲に紙のMTGに参戦することを宣言し、スピリットデッキでMF等の大型イベントに参加することを目標に定めました。当然紙の資産ゼロからのスタートだったこともあり色々大変でしたが、最終的には「アゾリウススピリット」を完成させ、紙のMTGプレイヤーとしての第一歩を踏み出す事となりました。
後にアゾスピを強化してバンスピにも挑戦しましたが、最終的に今現在はMTGにおける原風景とも言える青単色の型、青単氷雪スピリットに落ち着き、今に至っています。

さいごに

青単氷雪スピリットのすゝめ前編では、筆者のMTGの原風景である青単アグロ(テンポ)、そして紙のMTGに参戦するきっかけになったスピリットデッキとの出会いについて語ってきましたが、如何だったでしょうか?このように文字に起こして振り返ってみると、最初期に好んで回したデッキというのは、その後のプレイスタイル等にも多大な影響を及ぼすんだなと痛感します。
後編ではこの青単とスピリットデッキの要素を掛け合わせた青単氷雪スピリットの詳細について語ろうと思います。長くなりましたが、ここまで読んで下さり、ありがとうございました。


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