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日常の箱

日常の箱の中で息をする。

私はコーヒー屋で本を読む

朝目覚めて図書館に行き文章で記録をとる。

ピアノを練習してフレーズを理解する。

アイデアをノートに書いていく。

鳥が飛んでは遊ぶのを眺めている。

音楽を作りそれを推敲する。

昼の光に照らされていつもの時間を作っていく。

社会を新聞で読む

誰かのよく理解できない言葉を耳にする。

これらが毎日の箱に入っていく。

それは庭のように私を泳がせる。

でもいつになったら箱を飛び出せるのか
魚は川や海以外で泳げるのか

最初に陸に上がったものたち
なんだかそんな事を考える。

何かに駆り立てられる。それは偉い人、声の大きな人の言葉か
Snsの投稿か

全部仕組まれた箱の中

言葉を組み替えて意識を開く以外に認識は変わらない。

私がいて箱の中は変わる。
色が変わるように

私は箱じゃない

だから箱を作る

光を集めて緩やかにそれを流すように

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