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【#しなトーク vol.4】未来のメタバースを妄想する

おはる/Synamon

みなさんこんにちは!Synamonのおはるです。
今日はしなトーク第4回、「未来のメタバースを妄想する」のレポをお届けいたします!

今回のゲストはSynamonのUnityエンジニア・ソクハさんと、デザイナーの雨ノ宮さんをお招きしてお届けしていきます。
クリエイティブを地でいくお二人の考える、未来のメタバースとは…??ぜひお楽しみください!


登壇者紹介

ソクハ

Synamon Unityエンジニア。
小学生時代はツクール、中学はFlash、(少し引きこもって)高校でUnityと色々なツールを使って個人創作をやっていた。2016年にバイト代をはたいてOculus Rift CV1を発売日に購入。Unity、Oculus、LeapMotionで遊んでいた時にtwitterでの募集を見てSynamonに応募し、今に至る。
Synamonで人間が一生を過ごすことが出来るバーチャル空間の基礎を作るのが夢。
動いている仕組みをじっくりと観察したり、地道に改善することが好き。
憧れのメタバースはOZ(サマーウォーズ)。
Twitter:@Sokuhatiku


雨ノ宮 一紀

Synamon 3Dモデラー/デザイナー。
ゲーム「バイオハザード0」「ドラッグ・オン・ドラグーンⅡ」などのムービー用キャラクターモデリング。劇場映画「デビルマン」「ヱヴァンゲリヲン新劇場版(序)」などの制作に関わる。「ファイナルファンタジーVII リメイク」ではアートディレクションを務める。大手遊技機メーカーで企画に10年携わり、多くの機種開発と特許出願も経験。
今後のメタバース、XR業界発展にハイエンドなスキルが必要と感じ、Synamonに入社。ビジュアル、CGデザイン全般に関わる業務で貢献していきたいと考えている。
「真具象道」を掲げ、彫刻制作をすることをずっと続けている。
Twitter:@KAmenomiya


おはる

Synamon採用担当。
演劇の道を志していたが、今の演劇界の在り方そのものに疑問を抱いた結果フリーターに。そんな中出会ったXR技術に魅了され、2018年Synamonにジョイン。カスタマーサクセス/サポートの体制づくりと運用後、人事・採用にコンバート。 Synamonのファンを増やすことで「XRが当たり前の世界」を実現し、世界をアップデートした上で、役者として返り咲くのが夢。 芸術全般と水族館巡り、ゲーム、カラオケが好き。マイペースなオタク。
憧れのメタバースはOASIS(レディ・プレイヤー1)。
Twitter:@spirea_xxx




OZへの憧れ


おはる:既存作品で描かれるメタバースでも憧れのメタバースってありそうなんですけど、お二人どうですか?ありますか?

ソクハ:当時「メタバース」という意識で描かれていたかはわからないんですけどね笑
僕はサマーウォーズのOZが好きです。VRは描かれてないけど、色んなデバイスからアクセスできて…。コミュニケーションはもちろん、商業施設もあって、行政の手続きもできる。
今のインターネットでもできることはたくさんあるんですが、それが視覚化されてて、アバターという実体を伴ってやりたいことができるところがいいですよね。ああいう空間をつくりたいなあと思いながら日々開発してます。

おはる:主人公の健二くんもOZでアルバイトしてたり、仕事ができるっていうのは良いですよね。Synamonが目指す、ビジネスでも使えるメタバースを実現している…。

ソクハ:OZってすごいマルチプラットフォームなんですよ。終盤のバトルシーンでスーパーコンピューターでレンダリングして戦う人もいれば、ガラケーでポチポチしながら戦ってる人もいて。それぞれのUIは違うけど、メタバース空間上で処理されている事象としては同じ。だれでもどこからでも入れる感じが良い。

おはる:雨ノ宮さんとかはどうですか?

雨ノ宮:OZは生活密着型って感じで面白いよね。最近だとレディ・プレイヤー1のOASISとかも面白いなと思ったんだけど、あれはどっちかというとゲーム寄りというか、余興で入るような感じなのかな。

ソクハ:ああ、映画だとあまり描かれてなかったかもしれないですけど、原作小説では実は主人公がOASIS内の学校に通ったりしてるんですよ。

雨ノ宮:そうなんだ!サマーウォーズはその辺の描写が目立ってたよね。
あとは電脳コイルとかも好き。本当、手塚治虫とかが描いてきた、夢物語みたいな未来がだんだん近付いてる感じがするよね。リアルな未来になって来てる感じする。

ソクハ:コンピューターの性能が上がってきて、表現の幅が広がったのもありそうですね。


バーチャル墓参り

雨ノ宮:この間、数年ぶりにお墓参りに行ったのね。お袋の。(しばらく行けてなかったことが)「いかんな」とは思いつつ。こういうのもだんだんできなくなってくるよね。

おはる:バーチャル墓参りの時代ですかね?

雨ノ宮:精神世界だからいいのか、メタバースにお墓作っても。記念碑とか、モニュメントとかなら作っていけるよね。

ソクハ:故人や遺族の方の想いが優先されるとは思うんですけど、メタバースにだけあるお墓みたいなのができるかもしれないですね。

おはる:今でもお坊さんにかなり大量のお骨をまとめて管理してもらうみたいなサービスあるし、リアルなお骨はそっちで、お墓はメタバースに建てて…みたいな判断も全然ありそう。お墓の管理って大変ですもんね。

雨ノ宮:本当大変なんだよ!すぐ草ぼうぼうになっちゃうんだから!

おはる:故人に想いを馳せる、みたいなところが本質なのだとしたら、メタバースでもいいですよね。嫌なら生前に意思表示するとかで。

…あ、コメント頂きました。

あるって!!!

ソクハ:冠婚葬祭すべてVRChatでできるしやってる人いますからね。

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この後も「告別式とか結婚式とかメタバースの方が行きやすいからいいよね」、「結婚式でお祝いを強制されるって思わなくていい(祝いたい人だけ行けばいい)」、などで大盛り上がり。

調べてみると、バーチャル、メタバースと個人を偲ぶ行動を結び付けたサービスは結構多い印象。ブロックチェーン技術を使ったものもあり、今後の進化が楽しみです。生前の想いを詰まったアートを残せるっていいなあ。


メタバースでやってみたいことと、死後労働について

おはる:わたしSynamonのみなさんがアイデア集めた「メタバースでやってみたいこと」集のページ見るの好きなんですよね。ホラー多めだけど。

ソクハ:それは徳永さんの影響では

▼徳永さんについて

雨ノ宮:徳永さんがたくさん出してくれたやつだね笑

おはる:「カッパになって尻子玉を抜く!」って何???

雨ノ宮:それは僕が出したやつだwwえ、だって尻子玉抜いてみたくない?やったことないじゃん!やったことないことができるのがメタバースのいいところじゃん!

ソクハ:どちらかというと抜かれてみたい方ならわかる。

おはる:尻子玉抜きたい人と抜かれたい人がマッチングした!!!
あとはあれですね、「梅宮辰夫と世界を釣る!」っていうのも良いですね。

雨ノ宮:あれ好きだったんだよね、いつも楽しそうでさ。一緒に釣れたらいいなって。

おはる:梅宮辰夫さんは既に亡くなってしまってるので、もう会えない故人とそうやって楽しめる可能性があるのもメタバースのいいところかもしれないですね。
…とはいえ、故人をそうやって死後も働かせることについての議論も今起こってますが…。

ソクハ:死後デジタル労働意思表明書ですね。

おはる:お二人はどうですか?死後の復活について。

ソクハ:僕はもうOKって書きましたよ。

おはる:もう書いてる人だ!わたしもOKかな。まだ書いてないけど。雨ノ宮さんは…いないな(通信の関係でいなくなってた)!
生前に合意を取った上で、自分が認める一番綺麗な姿(リアルでもアバターでも)でメタバースに放流してほしいかな。ちょっとでも良い印象を与えたいし。

ソクハ:自分はそこすらも死後の自分が決めて動いてほしいですね。何が一番良いかも考えて決めて欲しい。死後に自分の考えが移り変わって、成長するのもいいかなって思うんですよ。

おはる:わ、それはどうだろう。わたしはちょっと怖いかもしれない。あ、雨ノ宮さんお帰りなさい。雨ノ宮さんはどうですか?

雨ノ宮:うーん、僕は自分の作品に想いを全部乗せてるから、作品さえ残ってくれたらいいかなあ。

おはる:かっこいい…。でも例えば100年後、雨ノ宮さんが偉大な芸術家として名を残した結果、「雨ノ宮さんの人格を復活させて、雨ノ宮さん自身に作品の解説をしてもらおう!」ってなったらどうですか?

雨ノ宮:試み自体は全然いいんだけどねww僕の遺した作品が、そうやって未来の人が何か想いを馳せるきっかけになることは凄く素晴らしいと思う。鉛筆でつくったものがダイヤ以上の価値になる、それがクリエイティブだと思うしね…。NFTとかにして、デジタルやメタバースに作品を残したりするのも素晴らしいと思うんだよ。でも、そこに僕はいなくていいかな。

おはる:なるほどなあ。格好いいなあ。

ソクハ:Fateのサーヴァントたちも、今本人が見たらどう思うかわからないですからね。

『Fate / Grand Oeder』で描かれる織田信長
©TYPE-MOON / FGO PROJECT
教科書に載っている織田信長の肖像画、紙本著色織田信長像

※平成28年の著作権法改正により、現在は著作者の死後70年まで著作物保護期間が延長されてます!
https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/hokaisei/kantaiheiyo_chosakuken/1411890.html

これで思ったんですけど、現代の法律だと作成した人格はただの著作物なので人権は適用されないんですよね。で、70年経つとその著作権も切れるので、人格はフリー素材になっちゃうのかな?って…。

おはる:ヤバい…。



今回も非常に濃密なお話が聞けてとても楽しかったです…!!
三者三様のクリエイティブと、意見が混ざり合ったカオスかつワクワクする回だったなーと振り返ってみても思います。
実際の音声は以下のアーカイブからご確認ください(しばらくすると削除されます)。

次回のしなトークも公開を終えたので以下からご確認頂けます。レポがんばるぞ!!
(毎回もっとサクっと書きたいのに、話が面白すぎて長文になりがち)


ではでは~!

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おはる/Synamon
株式会社Synamonで採用を中心に人事など。毎日をご機嫌に、クリエイティブに、しなやかにしたたかに生きているオタク。 気まぐれに自分のことを振り返ってみたり、考えを綴ったり、Synamonのエキサイティングな日常をお届けしたりできたらと思っています。