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fp + Summicron 5cm f2

祖父から譲り受けたライカIIIf。
でも、フィルムカメラは最近すっかり出番がなくなってしまいました。
とはいえ、fpがあるのでせめてレンズだけでも楽しんでみよう!
そんなわけで、fpにつけてあてもなく京都の街を歩いてみました。


fp + Summicron 5cm f2

fp につけるとこんな感じ。

沈胴式のレンズは、沈胴させたときカメラのセンサ面と干渉しないか不安を感じますが、このレンズはカメラ側への出代は少ないので、沈胴させても問題はありませんでした。


作例

今日は晴天。

400年の歴史をもつ「京の台所」錦市場。
いつもながらの人混みです。

河原町近くの高瀬川。

ランチで立ち寄ったお店の待ち時間に一枚。
どーってこともない被写体ですが、モノクロだと雰囲気が出ます。

モノクロにすると「60年前の歴史的資料」感が半端ない!
今日撮ったんだけど…


このレンズについて

1954年に発売が開始された「初代ズミクロン」。
「空気感をも写す」と評される誉高いレンズだそう。

Summicron 5cm 1:2
Ernst Leitz GmbH Weatzlar


まとめ

「レンズの描写の微妙な違いなんて私にわかるのだろうか?」
と思っていたのですが、普段使っているSIGMAのレンズと違って、とてもソフトな雰囲気に驚きました。

今回ほとんど f2 開放で撮っていました。絞ればもっとシャープになり別な一面を見せてくれるかもしれません。今日はじめてすこし撮ったくらいでは、「空気感をも写す」と評される誉高いこのレンズ、そのポテンシャルの1%も引き出せていないんじゃないかと思います。

修行を積んで、また機会があればレポートしてみたいと思います。