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バナナフィッシュ完走しました!

ようやくバナナフィッシュを観終わりました!
感情の整理がつかないままいます←
(なぜか気持ちを落ち着かせる?ためにみる、
名探偵コナン)

何だろう…何が幸せかなんて本当にその人にとってなんだろうなと感じた。
育った環境によって、大人に振り回される子どもたち…そこでしか生きられないなんてきっと思い込みに過ぎないのだけど、逃げ出さない理由、逃げたくない理由はきっと誰にでもあるのだろうなぁ。

それでも純粋に子どもらしい一面もある。
実は本当に過ごしたかった姿…という理想の追求。
叶わない願いとの葛藤や嫉妬。

人間の欲望を忠実に描いた作品であるとともに、
青春というには浅はかな気がするが、そういった日常を過ごす青年たちの姿を描いた作品でもあった。

何とも人生には残酷な瞬間がある。
その残酷な瞬間が最終回だった気がする。
それが現実なのだと叩きつけるかのよう。
いつだってハッピーエンドにはいかない。
多分あるが最小単位でのリスクで迎えたハッピーエンドなのだと思う。
バッドエンドと言い切れないのは、最後英司の手紙を読んだアッシュの姿をみたときだった。
2人ともお互いを思っていたからこそ選択した結果だった。
アッシュも本当は最後まで会いたい気持ちはあったが、自分の置かれた環境など考えた結果、一番良いと思った選択をとった。英司もまた同様に。
自分の素直な感情とは裏腹にその選択を取ったのは苦渋の決断だったとも思う。

もちろん、いや!そこは会いに行けよ!って思うけど実際はそううまくいかないだろうと思った。
これが週刊少年ジャンプなら途中で奇跡のような展開を迎えるだろうがその奇跡は週刊少年ジャンプだから起こる奇跡。

感動…いや、感無量だろうか。
この気持ちはなんて呼ぶのだろうか。
美しくも残酷な社会で生きていく…

ところでシンが最後まで良いやつすぎて…!
私にとってはショーターが死んだ時点で最終回でしたけど…も!!

最初は

バナナフィッシュというメニューを開発した日本の青年がアメリカでバナナフィッシュを売ろうと入国し不良少年とともに世界一を目指す青春ビジネスサクセスストーリー

だと思ってなめてかかったらもっと深いものだった…

これは漫画も読みたくなる〜!!

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