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【遊戯王】たとえ歪んだ私であっても【自分語り】
1.はじめに
そうだった。
気付けば最後の記事を投稿してから丸2ヶ月が経とうとしていたところにこの通知、尻を叩かれる思いでした。
とはいえ最近は海賊行為にいそしんでいたためあまりデッキも組めておらず、デッキ紹介記事も書けません。お恥ずかしい。
海賊の私と、そのアジト
どうしたものかと悩んでいたところほんのり記事に出来そうな体験をしたため、そのことを雑にまとめてみようと思います。
遊戯王の話はしますが有用なコンボ等の話はほとんど出てこないと思うので、それでも良い方は読んでいただければ幸いです。それではどうぞ。
2.「好き」を解き解す
「どんなデッキが好きなの?」
先日友人からこんな質問をされました。
TCGユーザー同士であれば全然起こりえる話題ですし、テーマ名を例に挙げるなど簡潔に説明することも難しくない質問だと思います。
しかしこの友人はバッキバキの非TCGユーザー。遊戯王はやっていない、小さい頃はやっていたというレベルでなく、人生を通してほとんどTCGに触れていない人間です。なかなか珍しい。
そうなるとこの質問に答えることはなかなか難しい。1つ1つ順を追ってかなり丁寧に説明していく必要があります。
そんなこんなであーだこーだと説明していると、「あ、私の好きなデッキってそうだったんだ。」と友人以上に私が納得してしまいました。すごいね言語化。
自分の好きを正確に理解することは中々に感動的な経験でした。この感動を誰かに伝えたい、垂れ流したい、だだ漏らしたい。というわけでだだ漏らします。受け止めてください。
3.感謝します
突然ですがHearthstoneというゲームを御存じでしょうか。超簡潔に説明するとShadowverseによく似たデジタルカードゲームです。怒られそ~。
全10種のプレイヤーキャラが存在し、それぞれ使えるカードプールが異なります。それによって得意とする戦術も違ってくる点がこのゲームの特徴であり魅力の一つでしょう。
そんな中私が愛用していたのはプリースト、聖職者のキャラクターです。
なんだその表情はお前
彼の何が私を惹きつけたのか、それはひとえに強力無比な全体破壊呪文の存在にほかなりません。プリースト以外にも除去呪文を得意とするキャラクターは存在しますが、全体破壊となればプリーストに肩を並べるものはいませんでした。少なくとも私がやっていたときは。
使うのが好き。使うのが。
別ゲームの話が長くなりましたが、これが私な好きな要素の一つです。全体除去、ひいては1枚で大きく影響を与えるカード、1枚で相手が悶絶するカードが好きなんです私。いい性格してんねぇ!!
話を戻して遊戯王。全体破壊といえば《ブラックホール》や《激流葬》、当然どちらもよく採用候補に挙がる、信頼のおけるカードです。遊戯王だとセルフブレイク要員としてコンボ性もありますしね。
はるか昔の話ですが、《ゴーストリックの人型》で自分の《フォトンワイバーン》を含む全てのモンスターを裏にし、《フォトンワイバーン》を反転召喚することで毎ターン全破壊するデッキを使ってました。結構好きでした。
しかしより範囲を広げ1枚で相手が悶絶するカードと考えると、遊戯王においては全体破壊カードよりふさわしい奴らがいますね。
オエエェェエェェェエッ!!(吐瀉)
私が遊んでいる環境的にさすがに使うことはありませんが、勝ちを目的とするのであればかなり好きなカードです。これら1枚だけで相手を完全停止させうる凄まじいパワー、震えますね。
しかし大いなる力には大いなる責任が伴います。自分も相手と同様に制約を受け、通常の構築であれば満足に動くことも出来なくなるでしょう。そう、通常の構築であるならば。
構築時点でロックカードによる縛りが発生することを想定し、その縛りを無視できる、むしろメリットに変換できるように構築することで、相対的に相手より有利な状況で戦えるわけです。上に挙げた2枚だと、【スキドレバルバ】や【次元帝】が代表的なデッキですね。
デメリットをカードの組みあわせで軽減、活用するコンボはとても魅力的です。【次元帝】のようなタイプのデッキは構築全体でそれを体現しているようでたまらなく美しく見えるのです。
この私のフェチは小学生の頃に、ストラクチャーデッキ帝王の降臨2つを組み合わせたデッキを使っていたためでしょう。それほど革命的に強かったです、あのデッキは。
かなり遠回りになりましたが、私の好きなデッキタイプをまとめるとこうなります。
【置物系のロックカードを主軸とし、自分は構築上でそのデメリットを克服しているため、相手に対して一方的にマウント取って気持ちよくなれる早口一方自分語りオタクオナニーデッキ】
こ、これが本当の私…?
4.知らない方がいいこともある
内なる私の正体がフェチズムのねじ曲がった歪な怪物であると明らかになったところで、ならそういうデッキを実際に使っていたのかと思い返すと、確かに使っていました。
このデッキは《召喚制限-猛突するモンスター》で相手に攻撃を強制しながら、自分は《異次元エスパー・スター・ロビン》や《ヴァンパイア・フロイライン》といった本来守備表示で特殊召喚されるモンスターを攻撃表示にすることでカウンター的に打ち取るデッキです。
カジュアルなコンボデッキを組み始めて初期のころに組んだデッキで、その分思い入れも非常に強いデッキでした。残念ながら今はパワー不足を要因に存在していませんが。
そしてこちらは《門前払い》があると《トリックスター・リリーベル》が2回直接攻撃、2枚回収できることを軸としたデッキです。さらに《トリックスター・リリーベル》は守備力が2000と異様に高い為、《おジャマ・カントリー》の影響下であればライフ半分を吹き飛ばすハードパンチャーと化します。
自分の盤面が開いた後のケアは、ダークヴルム蘇生、ストライカードラゴンL召喚、ヴァレットモンスターを回収しながら自壊することで、再度盤面を空にしながらハンドにトリックスターモンスター2体、ヴァレットモンスター1体、EXデッキにダークヴルムの状況になるので、覇王門でP召喚することで全員場に出力し再度盤面を構築します。
このデッキもかなり気に入っていたのですが《トリックスター・ライトステージ》が制限になったことで崩してしまいました。ちなみにデッキ名は【エグゼドライブ】です。
5.まとめ
上に挙げた2つのデッキはどちらもっけこう古いデッキです。そういえば最近そういうデッキ使ってないなと気付きましたが理由は明白です。それはサーチカード、手段が優秀になっていくのに対し、永続罠はその恩恵をあまり受けることが出来ていないからです。
かつてサーチが難しいとされていた魔法カードでさえ、相手依存ながらも《キャッチコピー》、《トラップトリック》という受け皿が出来ました。永続罠もそれは同じじゃんといっても、さすがにテンポがうんちすぎます。
《ワルキューレ・フュンフト》等で落として《トロイメア・グリフォン》や《幻獣機アウローラドン》で拾う手段もありますが、正直そこまでするのは目的と手段が釣り合っていないと感じてしまいます。
そんな理由で無意識のうちに敬遠していたのだと思います。でも今回の記事で挑戦してみようという気持ちが少し湧いてきました。特に見通しもなく書き始めた当記事ですがいいことあるもんですね。記事書くこと自体久しぶりなので楽しかったです。
思ったより長くなってしまいましたが記事を開いてくれた方、読んでくれた方はありがとうございました。次はデッキ紹介記事も書きたいので、まずはデッキ構築を頑張ります。それでは。
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