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自分の声を聴く。それが皆んなが聞いている声とその人の印象。
ボイスレコーダーで、自分の声を録音してみると面白い発見が多いです。自分の声って、自分が思っている声と全然違う。とほとんどの人が言います。僕もその1人でした。
僕には1歳下に弟がいます。その弟の声は、少し高いような、低くもある なんとも言えない声で、TVの芸人や芸能人にもいないような 独特の声でした。
社会人になり色んな場面で自分が話したり、説明したり、声を使うことが多くなりまして、とある時自分の声を最初から最後まで通して聴き込んだ時に、めちゃくちゃ弟の声にそっくりでびっくりしたのを覚えています。
自分の声は自分の印象と違う。
僕は弟と同じ声でした。ただ、話し方やトーン・抑揚などは違うのですが、最初は何とも認められない気持ちでいっぱいでした。
でも、他人はこの声を聞いているのです。
そして、この声で色んな印象を決めている。と思うと、これはちゃんと訓練しないといけないな!と思って、自分の声をしばらく研究していました。
分かった事として
①落ち着いて話す方が印象が良い声
②鼻声になりやすいので、喉鼻に注意しないと聞き取りづらい。
③抑揚はついている。
④やっぱり ちょっと など回数を多く言っているワードがある。
などなど、気づきが見えてきました。
そこで、会話の中で、落ち着いて話せるように本を音読して、ボイスレコーダーに入れて 聞き直すことをしてみました。それを続けているうちに、自分の中に響く声と、相手が聞いているであろう声が聞き分けられるようになってきました。
声は第一印象として、実は非常に関係深いと思っています。顔を思い出したあと、声の記憶って残っていたりしませんか?その声が良い声でも、特徴ある声でも、思い出される事。それ自体が非常に重要だとおもいます。
印象は、後まで尾を引きます。
当然、良い方が有利なので、第一印象の声を大事に接することは、顔を整える事以上に大事な事かもしれません。
試しにスマホのボイスレコーダー機能で、音読を5分ほどしてみてください。
その声が、他の人が聞いている声であることは100%間違いないんです。(笑)
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