空き部屋をプチアトリエに。
アトリエに行った事がある人は
どれくらいいるでしょうか?
書斎とは違って
アトリエはクリエイティブを
生み出したり
様々なジャンルでの
創造を生み出す場所です。
自分がそんな場所を作ったら
実は、ぐっと『自分の好き』に
触れられると思うのです。
・・・
私は建築という仕事をしていますが
僕たちは、空間を作っても
活用してもらわないと意味がない
仕事になります。
自分の実体験も含めてですが
住宅の多くは子育てが終わると
当然ながら夫婦だけになることが多く
4人や5人だった生活場所から
2人や1人の生活場所だけでよくなれば
空間は余ってくるわけです。
さて、そんな余った空間を
子供たちが年に数回
戻ってくるだけの場所だったり
だだっ広い物置にしてしまうのは
もったいない。
かといって書斎といっても
もはや、ipadやキンドル・スマホが
ハンディーな書斎となっている
現代で、『空間』が個人を磨ける場所
となると、僕は『アトリエ』では
ないかと思うのです。
アトリエ とは アート空間だけでなく、
モノやことを 創造する場所
生み出す場所 であってよいのではと
思います。
例えば、料理や裁縫、コレクションや
研究所、工作場やゲーム・動物との場所
植物や書き物・プログラム・写真
コミュニティー などなど
現代では、ツールは数多にあるわけですが
個人個人の『好き』や『得意』の
磨きをかけれる場所づくりを
個人それぞれが持ってよいのでは
と思うのです。
なぜなら僕たちは、メディアやSNSに
そうした『個人』の時間を奪われているからです。
そうした時間の『搾取』から
離れるためにも、メディアからの誘惑から
脱するためにも何か自分が好きである
ジャンルの空間づくりに『没頭』して
見ることで、
豊かな時間とリフレッシュが
訪れるのではないかと考えるのです。
個人それぞれの個性を反映した
空間づくりを、一部屋の中に
詰め込んでみる。
生活の場所としての
空間である住宅から少し離れて
プチアトリエを持つことで
数時間とは言え
クリエイティブな時間を持つことは
長い人生の中で
自分を豊かにしてくれ
多くの発見があるのではないかと思うのです。
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