ミュージカルにハマったきっかけ

私がミュージカルを好きになったきっかけは正直、よくわかりません。
というのも、小学校の学芸会で演技の楽しさを知った私は「演じること」を習い事として始めたいとミュージカル教室に通い始めたのがスタートだったからです。

10年以上前の話になるため、【ミュージカル】というジャンルはまだ今ほど知名度が高いわけではありませんでした。
テレビで音楽番組があっても特集されることはないし、ミュージカル俳優の方も舞台の番宣の為にテレビにゲストとして出演するようなことはまだ珍しかったのです。

初めてミュージカルを観に行ったのはホリプロの『ピーターパン』だったと思います。今では朝ドラ女優・ミュージカル女優として有名な高畑充希さんが大学生ながらピーターパンを演じていました
(今の私と同じぐらいと思うと高畑さんの体力とやりきろうとする精神力が凄いと感じてしまいます)。

そんな中、小学生の私は高畑ピーターの衣装の可愛さと声の伸びやかな表現にピーターパンの世界観に引き込まれていきました。
そして、高畑さんのミュージカルを見て少年らしさとかわいらしさを兼ね備えた歌声と演技、フライシーンに憧れました。

当時の私は、小学校4年生だったのですが、当時ミュージカルスクールで『ピーターパン』を演じることになっていました。
そこで、主役であるピーターパンの役を射止め、稽古に励んでいました。当時は、高畑さんみたいな衣装が着たいとただただ憧れてどうしたら少年らしく演技できるのだろうと練習する毎日でした。
だからと言って、オーディションを受けてみようと思ったりしたことはなかったですが、このころからミュージカルの魅力にハマっていきました。

続く

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