星彩

どこにでもいる医学生のこれまでとこれから

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どこにでもいる医学生のこれまでとこれから

最近の記事

ふと思い出したマクドナルド

高校時代、私はサッカー部に所属していた。 サッカー部は公式試合が多く、毎週のようにいろんなグラウンドを飛び回っていた。 この前ふと、とある試合での出来事を思い出した。 珍しく緑の多いグラウンドだった。軽くアップをした後、試合までは時間があったためみんなでマクドナルドに入った。店内には幼児が遊べる遊具があって、その日も親子連れが利用していた。私は自分が食べているところを人に見られるのが恥ずかしかったため、飲み物だけで済ませた。滞在している間にも部員たちの話は面白おかしく盛

    • 女子医学生が考える結婚について

      女医は三分の一が結婚し、また三分の一が独身、残った三分の一は独身を貫くというのが定説である。 まず、女医は結婚相手を見つけるのが難しい。高い年収がネックになるため、男性医師を相手に選ぶことが多い。しかし彼らは競争率が高い。そのため浮気もしやすい。 私の周りでは何故か医学生ではない人と付き合っている人が多い。社会人であったり他学部生であったりする。医学生同士のカップルよりもそんなカップルの方が長続きしている気がする。 私は昔から結婚したくないと思っていた。他人とずっと同じ

      • 医学生の恋愛事情

        医学部は大抵本キャンから隔離されている。大げさに言えば村社会である。 学年の人数も少ないため、噂はかなり広まりやすい。異性と一緒に帰っただけで、「誰と誰が付き合っている」という噂が同学年だけでなく他学年にも伝わっていたときは流石に恐怖を感じた。 こんな村社会でも、一定数お盛んな人たちはいる。付き合ったり別れたりするだけならまだいいが、お持ち帰りしたり浮気したりする人たちもいる。6年間を閉鎖的な環境で過ごすためか、意外と恋愛は盛んである。 私も少しそんな流れに巻き込まれた

        • これまで

          とりあえずこれまでの人生を書き留めようと思う。 小学校から勉強は人よりもできた。本を読むのが好きで、親が塾や通信教材を用意してくれたから。 その頃は全然医師なんて夢にも思っていなくて、スケート選手や漫画家になりたいと言っていた。 転機は大切な人が病気で亡くなったことだ。初めて身近な人に会えなくなったのがすごくショックだった。 小学校の卒業式で医師になると宣言し、中学受験をして地域で一番偏差値の高い学校に行った。 中学も高校も、人一倍陰口は言われたしそれ以外につらいこ

        ふと思い出したマクドナルド