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コスパ抜群!春化精アダマシアについて


お久しぶりです。うにです。最近は仕事が忙しくて以前ほど遊戯王ができていません。また、同様の理由であまり執筆活動も行えていませんでした。
今回筆を取った理由はRAM杯で入賞した事と、帰りの新幹線で寝過ごして破産することへの対策です。拙い文章になるかと思いますが、目を通してしていただけると幸いです。

ということで。春化精アダマシアを使用し、RAM杯でベスト4を取る事ができました。
前期は友人のじっぽ@Z7ghdQRtc1X9TlU に構築やプレイを託したところ、なぜか僕よりも上手くなって大量に勝ちをあげていました。

RAM杯で使用した構築です。

今回はちゃんと僕自身が最低限の結果を残せたので非常に嬉しく思っております。前回書いた記事から半年以上経過しており、その時と今で変わった点を中心に解説していきます。

前回の記事はこちら

https://note.com/spider_28_/n/n6227cf60cad9


では、早速…

前回から変わった点は以下の通りです。
・スプライトエルフの禁止
・イシズギミックの大幅規制
・カオスルーラーの禁止
・ブロドラの規制
・ティアラ環境→ピュアリィ、R-ACE環境へ

これらへの対応方法は以下の通りです。
・ナチュルパルキオンの追加
・化石ギミックの追加
・リトルナイトの採用

一つずつ説明します。

・スプライトエルフの禁止による影響

これは非常に大きいです。できなくなった事は…
・エルフによる対象耐性の付与
・蘇生効果でアダマシアリサーチャー等を蘇生できなくなった→複数枚採用しなければいけなくなった。
・マスカレーナ→エルフの展開でブロドラを墓地に送りながら妨害を構えるのが少し難しくなった。


これにより一番影響を受けたのは対ルーン、ラビュ等の罠対面です。以前ほどの有利は取れなくなりました(とはいえ依然有利ではありますが…)
また、泡影のケアが難しくなりました。
そして、現環境ではリトルナイト及びティフォンの登場により、罠型や中速のデッキの後攻が強化されています。リトルナイトは特に問題で、制限になったブロドラや妥協で立てたバグースカを簡単に除外して突破してきます。
また、10/9現在の環境では、サイドから拮抗勝負の採用がよく見られます(ピュアリィ、R-ACE、ルーン、ラビュ等に有効なため)。

強い罠型の増加や誘発の増加、拮抗の流行への対策として、僕はナチュルパルキオンを採用しています。

・イシズギミック、カオスルーラーの大幅規制、ブロドラの制限による影響

前述したリトルナイトでの除去以外の事を記載していきます。前期まではブロドラが2枚、更にカオスルーラー、アギドケルベクが存在していた為ランダム落としを10〜15枚見込めて、ゼノギタムはリトルナイトで墓地から除外できたのでランダム落としによる手数を用意できていました。しかし、今期からそれはできなくなり、イシズやルーラーのハイパーパワーに頼る事ができなくなりました…
イシズが徐々に規制されていく中で、確定でブロドラに触れる方法の追加が求められました。その結果採用されたのが化石ギミックです。

森と目覚めの春化精で風化戦士を墓地に送り、融合をサーチします。そして墓地融合でテキトーなレベル4の化石を出しながらゼノギを除去、ブロドラに触るというルートです。これが非常に強力で、御影への誘発を貫通するのによく使います。

*補足
前述のナチュルパルキオンを予め立てて誘発をケアして御影を通すルート、ラプタイトで欲しい岩石を探しに行くルートが追加されています。ゼノギを探せるカードやケアの手段が追加されている上で、こちらのルートが存在します。ブロドラのランダム落としや素引きによる貫通パターンは減少しましたが、安定して誘発や妨害を踏み越える能力は健在です!

また、こちらのルートの他にリトルナイトでのゼノギ除外が存在します。このデッキのリトルナイトは妨害札の一枚でありながら、展開補助も行うカードなので仕事が多く、2枚目が欲しくなることもしばしば…ただし、枠に余裕が無いのと、無理に2枚目を採用するとデッキとして春化精の制約が重くなる他、ゲームの決定打に欠けるexデッキになってしまうため1枚の採用となっています。


ここからは前述した内容以外での差異について説明します。

・結界像の採用

こちらの理由は下記の通りです。
1.春化精が絡まない場合での最低保証を強くするため
2.増G受けを良くするため
3.超融合ケア
4.環境的に刺さる
5.素引きしても困らない

展開にはコーディネラルの他に、こいつを使います。

誰オブザイヤー2022


御影orリトルナイト→ブロドラにアクセスした所から展開を記載します。

ブロドラを素材にコーディネラルをss、リサーチャー、シーカー、結界像をサーチ
→リサーチャー、シーカーss→リサーチャー+シーカー+コーディネラルでらてんss、ブロドラをらてんのリンク先にss→相手スタンバイに手札から像をss

これが最低限です。地属性が絡んでいたり、1枚でも捲れたり展開に余力があれば、横にバグースカやバロネス、パルキオンが立ちます。春化精が絡めば自分のターンに像を出してニビルや相手のドローフェイズでの行動も抑制できます。これの素晴らしい点は、最低保証に使用するカードが少なく、非常にコスパが良い点です。
また、環境的に地属性のデッキが少ない点や、東海〜関西で超融合が流行している点を踏まえて、ナチュビ+ナチュパ+ウーサの構築ではなく像の構築にしています。
像が強くない対面にはウーサやマスカレーナ+バロネスで妨害できるので現状問題はありませんが、環境によって最終盤面は変えます。変えられるのがこのデッキの強みです。


また、像は地属性4で御影やナチュパ、リンクの素材になる上に捲りで出てくる+春化精で蘇生できるため展開に絡んでも全く問題がないのも偉いです。更に、ラビュリンスやR-ACE、ビーステッド、炎王はこちらのターンにモンスターを展開、妨害する能力がありますが、像はニビルを含めたこの手のカードを許しません。もっと言えば烙印の赫の烙印、烙印追放やウェルカム系のラビュリンス罠、ピュアリープも咎められるので強いです。無いとは思いますが、今後ケアしてそれらを先出ししてくれるならそれはそれで捲りやすくなるので…

また、先程の動きに増Gを受けた場合でもあまり引かせずに展開の最低保証まで走り切ることもできますし、手札によっては少ない枚数で像+バグースカなんて動きもあり得ます。現在の既存のアダマシアよりG受けは良いと言って問題無いはずです。

ここまで読んでいただきありがとうございます。以上が前回の記事から大きく変わった事となります。ここから先は今回採用しなかったカードで採用圏内のカードや、現環境にいるテーマへの立ち回りを記載します。

・今回採用しなかった、採用圏内のカードの紹介

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