#78 沼にハマるまでのカウントダウン
明確に覚えている。
ディズニーのオタクになったきっかけ。
有難いことに小さい頃から1年に1回くらいディズニーリゾートに連れて行ってもらっていて、
ディズニー映画やピクサー映画もよくDVDで観ていた。
特にモンスターズインクは何百回観ただろうか。セリフも殆ど暗記したし、ランドにある「モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”」のプレビューに参加するため
バケーションパッケージ(チケット付きの宿泊プラン)を利用したこともある。
こう振り返るとディズニーオタクになるのは
自然な流れだったのかもしれない。
2012年7月16日(海の日)
この日、2年ぶりにディズニーランドに遊びに行くことになる。
毎年1年に1回はパークに通っていたのだが、
バタバタしていて2年も期間が空いてしまっていた。
これもまたありがたいことに親戚から
パークチケットを頂いたのでそのチケットを
使ってパークに行くことに決めた。
と同時に11月に家族旅行として2泊3日で
バケーションパッケージを利用しようというのが決まった。
そんなことが決まったので母が予習のために
「東京ディズニーリゾートスーパートリビアガイドブック2012」という本を買ってきた。
なんでトリビア本!?と思ったのだが
この本がまず初めに自分を沼に落とすことになる。
アトラクションの裏話や隠れミッキーなど
(そんなに細かく作られているんだ!)
という発見とグッズやフードの可愛さに惹かれ何回も何回も読み返して、パークで実際にやりたいことを見つけるとそこに付箋をつけていた。
7月16日はすぐにやってきた。
こんなにアトラクションって面白いのか。
ここまで夢のような世界がこんなところにあったのか。
小学4年生の自分には全てが輝いて見えた。
小さい頃は気がつけなかったからこそ。
より、新鮮に見えたのだろう。
ただ楽しいだけでは終わらなかった。
夏のショー「爽涼鼓舞」は
抽選に当たればシンデレラ城の前の席で
見ることが出来ると聞いていた。
父が抽選会場に行くとまさかまさか。
夜の「爽涼鼓舞 ザ・ファイナル」を当選させて帰ってきた。
大興奮して開演を楽しみにしていたのだが
なんと強風で中止に。これはオタクの中で「風キャン」と呼ばれるものだ。
この悔しさが自分の心に火をつける。
いつか必ずこの悔しさを晴らすと。
心に決めた。
そこから11月まで。最高の3日間にするために
雑誌、WEBサイトを沢山見てディズニーの勉強を始める。映画を見て気分を高めることも忘れずに行った。
8月。ある番組を観たことで
ディズニー愛がMAXに達するようになる。
次回へ続く…。笑