【『拷問投票』制作日記⑩】順調に書き進んでいます。
みなさん!
ついに『拷問投票』は、100ページに到達しました。12万字くらいです。
現在は、近未来の刑事裁判の審理や評議の場面を書いているところです。
人型ロボットと自動運転技術を事件に絡めることで、近未来感を演出しようと心掛けています。
ところで、あまり法律に詳しくない人たちって、傷害致死とか、過失致死とか、殺人とかの違いって、わかるのでしょうか。
ほかにも、殺意と故意の違いとか。未遂とか。
どこまで詳しく説明すればいいのか、というのが難しいです。
あまり説明しすぎとバカにされたように感じられてしまうかもしれないし、逆に、説明が足りないとマウントを取っているように感じられてしまうかもしれません。
もちろん、法学部じゃない人でも読めるようにしたいので(そもそも僕も法学部じゃない)、
丁寧に説明したいところですが、法律用語ってわりと世間に出回っているので、そこのバランスが、ねえ……。
そのへん、考えながら書いています。
とりあえず、順調です。
そのほかの問題と言ったら、とくにありません。
小説を書くのに慣れてきたみたいで、良いのか悪いのか、小説を書くことにストレスを感じなくなりました。
毎日、起きてからすぐ午前中のうちに書き出して、
午前中のうちに1日の目標枚数を達成して、あとの残り時間はどうしよう、となります。
その残り時間には、裁判員裁判の評議に関する本を読んだり、それに『サピエンス全史』を読んだりしてます。
この本は人類学的な独特の思想みたいな感じで、かなり面白いです。
本を読むのもちょっと疲れてきたので、ひしぶりに映画を観たりもしました。
一昨日は、日本版の『CUBE』のリメイク作品を観ました。
本家とほとんど同じ流れだったけど、作品の背景には現代の日本社会があって、本家の良さを活かしつつも現代日本ならではの雰囲気が出ていました。
昔の作品を現代社会に合わせて作り直すっていうのは、楽しそうです。
しかも、『CUBE』はもう作品の骨格が完全に出来上がっていて、
どうリメイクしようと面白い作品になるのが間違いなしな感じもありましたね。10年おきくらいに作ってもいいかもしれない。
あの希望を持たせる終わり方は、あまり好きじゃなかったけど。
今日も、もう、一日の執筆目標は達成したので、なんか映画でも観るかもしれません。
では、また。