【日記】バイト先のホテルが閉店しました😇
こんにちは、山本清流です。
実は、昨年末をもって、バイト先のホテルが閉店しました。
今日まで、その後片付けを手伝いに行ってました。
屋上の配管のペンキ塗りをしたり、各客室の排水溝のドロドロをかき出したり、
巨大な脚立に乗ってガラス窓や天井を拭いたり、外階段の苔をブラシで磨いたりして、楽しかったです。
本日で後片付けも終わりました。
今月は、残っている有給の消化があるだけで、もうバイトには行きません。
明日から、信じられないくらい暇になります。
しかし、ご安心ください。
すぐに同じ建物に新しいホテルが入ることが決まっており、今度はそこで働けることになっています。
いつから始まるか、確定してないみたいですが、
始まるまでは、いままでの給料のうちの6割を補償してくれるようです。
明日から、本当に暇になります。
たっぷり時間があるので、この際、『拷問投票』を一気に書き上げて、2月末締め切りのメフィスト賞2023年上期に応募してもいいのでは、とも思いましたが、
それはやめておきます。
事実の錯誤の理論を本格的に勉強したいですし、
実務上の問題を検討した書物、『難解な法律概念と裁判員裁判』を読まなければならないし、
そもそも、まだ裁判員裁判の評議システムについてイメージが十分ではないし、
人型ロボットやAIに関する法律問題を検討するための知識も確保しておきたいし、
それに、現代日本の刑法は、主にドイツの影響を受けていることや戦後にアメリカが介入していることなど、その歴史的背景を考えると、
日本独自のものとは言い難い気がして、だったら、江戸時代の刑法ってどうなんだったんだ? というのが猛烈に気になっている山本清流は、
日本人はどんな刑法を好むのかということをじっくり考えるために、江戸時代をはじめとした日本における刑法分野の歴史を勉強したくなっており、
これらの知的好奇心を満たすことをあえて諦めてまで、小説だけ先に完成させてしまうというのは、
さすがにもったいない、と言わなければなりません。
こんなに興味を持てているというのは、
ある意味、幸せなことなのであります。
この幸せな興味関心が続いているうちは、
気長に勉強していたほうがいいだろう、と結論づけました。
だから、明日からの生活も、たぶん、あまり変わりません。
とりあえず、刑法の勉強が残っているので、そこを優先します。
刑法総論の地盤を固めてからは、刑法各論もがっつり勉強したいと思っています。
そのあとは、刑事事実認定と、精神鑑定について把握したいです。
そのうえで、裁判員裁判の評議について理解を深める必要があります。
あと、せっかく近未来の刑事裁判を描くのだから、現代にはない法律概念があったほうが面白いだろうと思いまして、
独自に『超長期的無責任』という新たな責任阻却事由を刑法典に創設する予定でして、
これの概念的検討と、それを裁判で利用する際の技術的制約について考えておく必要があります。
それが当面の予定です。
いろいろ知識やイメージを確保するのに時間がかかりそうです。
そもそも、拷問投票法なる法律が本当に近未来の日本の国会を通ったとしたら、
それは立法学上も、政治学上も、歴史学上も、倫理学上も、人類学上も、とてつもなく面白い事態であり、
さまざまな知的好奇心が止まらないのであります。
すごく面白い題材を見つけたものだ、と、
自分で思います。
この面白さが小説を介して読者にも伝わればいいんだけどなあ、と思います。
しかし、それはあまり重要な問題ではない気もしてきました。
僕はすでに現在進行形で面白がっているのであり、
それをわざわざ他人におすそ分けする必要は別にないだろうとも思っているのです。
とはいっても、どうだ、こんなことを考える僕はすごいんだぞ、えっへん、
というのをやるためには、おすそ分けをする必要があり、
であれば、おすそわけのための小説を書かなければいけません。
え、小説を書いてるモチベーションって、それなの?
と自問自答しながら書いています。