【日記】20代一般男性フリーターの人生80年のライフプランについて

 こんにちは、山本清流です。



※今回は、個人的なお金に関するデリケートな話題であるため、不快に感じる人もいると思います。ご注意ください。お金の話題に入るところで、もういちど警告します。



 『ホクロ男』は、今週も計画通りに107ページに到達し、累計12万字以上となりました。

 ここまでくると、もはや、作品の完成度をこれから変えていくことは難しくなってきます。基本的に、維持することが目標。




 今の実感としては、まあ、悪くはないんじゃないか、と正直、思っています。

 僕が今まで書いた作品の中でいちばん面白い気もするくらいです。





 キャラクターは共感しやすいように、作者の色を薄め、より一般的に仕上げ、リアリティーも追求しました。

 また、自分で言うのもなんですが、今回は構想だけに3ヶ月を費やしているうえ、取材旅行までしてます。

 作品は細部まで整合的に描かれており、自分で言うなという感じですが、かなり複雑精緻な構造になっています。

 それでいて、必然的かつ劇的なラストを予定してます。(必然的でありながら陳腐でないラストをやりたすぎたために書き始めた小説です)




 ただ、この作品の醍醐味とも言えるある特殊な構造がすでに誰かによって完成させられているなら、

 パクリと判断されて受賞できないでしょう。




 また、この意味のわからないくらいに強すぎる自信は、

 自信過剰になりやすい僕の性格のせいかもしれないので、油断はできません。





 どうあれ、ダメで元々。

 当然ですが、僕の人生設計の中に小説による収入は仮定されていません。




 僕はそもそも、すごく慎重な性格なのです。

 小さいとき、とあるテーマパークの滑走路を勢いよく滑っていくアトラクションに乗ったとき、周りの子供たちは猛スピードで進んでいくのに、僕は終始、ブレーキをかけながらの安全運転だったので、周りの人たちに笑われました。





 三つ子の魂百まで。

 リスクのある計画はしたくありません。





 ここ最近、人生に対する計画がまとまってきたので、この記事にまとめることにします。(実は僕、自慢にはならないけど、ファイナンシャルプランナー3級の資格を持ってます)

 僕のライフプランを語る前に、まずは、僕の現状を押さえておく必要があるでしょう。(※以下、お金に関する話題です。不快に感じる可能性もあります。ご注意ください)





 なによりもまず、僕は物欲がありません。

 ファッションにもあまり興味はないし、コレクションの趣味もなく、日常雑貨はボロボロになるまで使うし、ブランドものに対する憧れもありません。




 また、子供が欲しいという気持ちもなく、子供を育てて一人前という価値観も植え付けられていないため、子供の教育費用を考える必要はありません。

 まともに恋愛をしたことがないため、結婚も現実的に考えにくく、結婚に関する費用もいりません。(葬式費用は、保険でカバーする予定です)





 マイホームに対する憧れもないので、いざとなれば市営住宅などの安い住居を確保するつもりです。

 また、友達もほとんどいないため、交遊費はないに等しいです。娯楽費としては、ときどき文庫本を買うのと、いくつかの動画配信サービスのサブスクくらいです。





 以上のように、幸いにも、お金のかかるイベントに対して意欲が弱い(というより、機会がない)ので、僕の人生ではあまりお金がかかりません。

 だからフリーターでやっていける、と判断したわけでもあります。





 要らないお金はどこかに寄付しようかな、と楽観していた僕ですが、最近、考え直しました。





 身体が丈夫な限り、六十を過ぎても働くつもりでいましたが、どうなるかはわかりません。

 もしもお金がない状態で長生きしたら、それはもう悲劇だなぁ、と。




 そういうわけで、いちおう、政府が警告していたような2000万円の貯蓄を実現したいと考え直したわけです。

 これについては、さっそくプロジェクトを始動しました。




 現在の22歳から60歳まで、安全性の高い投資信託に月ごとに積立投資をすることにしたんです。

 これには多少のリスクがありますが、世界のいろいろな金融商品への分散投資なので、長期的に世界経済が拡大する限り、大丈夫です。




 22歳という僕のいちばんの武器は、もちろん、時間です。

 みなさんもご存知のように、複利計算は、時間が長ければ長いほど、びっくりするような増え方をします。




 金融庁のシュミレーションサイトで計算した結果(30年までしか試せなかったけど)、悲観的な想定でも、40年あれば、2000万円を確保できるかなぁ、という手応えがありました。

 それで老後費用を確保しつつ、より安全な銀行への預貯金も増やしていくことで、バランスを保ちます。





 とはいえ、僕としては、80歳くらいまでには人生を終えておきたい。(日本人男性の80歳生存率はほぼ50%)

 sf小説なら、老人の安楽死制度をつくれるかもしれませんが、現実には、難しそうです。





 だから、まあ、仕方がない。

 できるだけお金は残しておいて、僕が死んだときの残額を、信頼性の高い国際機関などに寄付しようかなと思います。

 とりあえず、現在は、そういう考えでまとまりました。




 来月から積立投資が始まります。なんだか、ワクワクします。投資信託なので、僕はなにもしないけど。

 とりあえず、僕が生きている間ずっと世界人口が増え続けてくれれば、自動的に世界の経済規模も大きくなり続けると思うので、世界の同志たちの愛の営みを応援します!




 国連の報告書によれば、2100年くらいまでは世界人口が増え続ける予測なのだとか。

 とりあえず、戦争はやめて、世界のどこでも自由に経済活動できる世の中になってほしい……。