【挫折しない方法】長編小説を書き上げるにはなにが必要か?【答え→暗示です】
こんにちは、山本清流です。
今回は、暗示についてお話ししましょう。
小説を書き上げるには、「これは面白いものだ」と思い込んでいなければいけないわけで、
今回は、どのように思い込めばいいのかについて、
僕なりの考えを公開したいと思います。
箇条書きで書いていこうと思います。よければ、ぜひ。
①面白いポイントを書き出す
その作品のどこが面白いのか、書いているうちに忘れてしまいます。
そこで、書き出してみるのです。
たとえば、『この叙述トリックは前人未踏』とか、『このキャラクターが面白い』とか、『この設定はめちゃくちゃわくわくする』とかみたいに。
そして、書き出したものを、執筆している文書の冒頭に貼っておくのです。
そうすると、文書を開くたびに、「その作品のどこが面白いのか?」を確認することができ、モチベーション維持につながります。
②面白く書けたところを読み返す
長編小説を書いていると、「ここはうまく書けたぞ!」というポイントが出てくると思います。
そこを無限に読み返してください。
何度も何度も読み返していると、「この小説って、面白いじゃないか!」という思い込みが醸成されていきます。
あくまでも、僕の場合は、本当に面白く書けたところは、何度読み返しても面白いです。
とくに、冒頭をめちゃくちゃ面白く書く、というのがおススメです。
冒頭は文書を開くたびに目に入ってくるので、そこが面白くなっていると、モチベーションが上がります。
無限に推敲して、誰が読んでも面白い、というようなレベルまでに冒頭を磨いてくといいかもしれません。
③デビュー後の妄想をする
作家志望の人にとって、デビューすることは夢だと思います。
そこで、デビューしたあとのことを妄想しましょう。
書店に自分の本が並んでいるところとか、自分の本の宣伝広告が流れているところとか。
読書メーターで好意的な感想がたくさん流れてくることとか。
あるいは、受賞パーティーで「たいへん恐縮ですが」とか言っている自分を妄想したりとか。
大物作家さんとお会いできることを妄想したりとか。
これは小説を面白いと思い込む暗示ではありませんが、デビュー後の妄想をするとモチベーションが高まります。
④自分に催眠術をかける
最後は、これ。
催眠術師が近くにいればいいですが、いないなら、自分でかけてください。
催眠術の方法は単純で、「これは面白い」「これは面白い」「これは面白い」と何回も唱えてみるのです。
口に出したほうがかかりやすくなります。
暗示をかけるというのは嘘くさいかもしれませんが、けっこう効果あるらしいよ、みたいな研究があるようなので、試してみてもいいと思います。
ただし、人前でやったら、不審者になるので、注意です。
結局、思い込んだら勝ち、です。
今回は、とりあえず、完成させるには、というポイントからのお話しでした。
僕も、自分に催眠術をかけながら、小説を書いていこうと思います。
では。