散歩するときに聴いている曲は?

 こんにちは、山本清流です。

 春休み中の大学生です。


 なにかと家に籠ることが多いので、疲れてしまいます。


 それで散歩を始めたのですが、

 最近は、かなり高頻度で散歩に行きます。一日に二、三回行くのもザラです。


 散歩に行くときはだいたい、音楽を聴いています。

 中学生のころからセカオワのヘビーユーザーなので、いまでもセカオワを聴きます。


 セカオワの音楽が耳から入ってくると、身体から膿が出ていくような気持ちになります。


 ランダムで流しているときもありますが、そうじゃないときもあります。

 僕はけっこうこだわりがあって、音楽を流す順番にもこだわったりします。


 ひとつのストーリーにしようと考えているんです。

 たとえば、『いなくなった君へ』というセットリストを作ったのですが、


 これは、付き合っていた二人にすれ違いが発生し、彼女が失踪し、いなくなった彼女を思いながら苦しみ、新たな希望を見つけるまでの物語です。

 以下のとおり。


 ①『Missing』→彼女が失踪

 ②『蜜の月』→失踪した彼女を想う

 ③『Mr.Heartache』→開き直ってしまう

 ④『Re:set』→それでも現実を受け入れられない

 ⑤『夜桜』→彼女と会えない悲しみ

 ⑥『白昼の夢』→悲しみの中で目を覚ます


 こんな感じのストーリーを勝手につくって、聴いています。

 これが楽しかったりするのです。


 最近、聴いているのは『厭世的世界観』というセットリストです。

 これは、現実の辛さに耐えきれず、現実を拒み、抗い、ある種の全能感に浸った末に、そのすべてが「劣等感の生みだした空想」でしかなかったのだと気づき、現実と直面するまでの物語です。


 セカオワとか、ぼくのりりっくのぼうよみとか、椎名林檎とか、ラッドウィンプスとかの曲を合わせて、つくったセットリストです。

 これがちょうど一時間くらいなので、どれくらい歩いたかの目安にもなります。

 

 言葉で表しようのない精神状態などは音楽くらいでしか表現できなかったりしますが、音楽を自分でつくるのは難しいので、

 すでに誰かがつくってくれた音楽を好きなように並べることによって、新たな意味を与え、


 その創造的営みの中で、そこに新たな表現を生みだそうというわけです。


 ときどき、自分でもびっくりするくらい、新たな解釈を示してくれる並べ方に出会うこともあります。


 どう並べるかによって、一曲、一曲のニュアンスが大きく変化したりもするんです。

 これが楽しい。新しい曲の一面に出会える瞬間です。


 なかなか面白いので、みなさんもぜひ、時間のあるときなどにやってみてください。

 以上です。山本清流でした。お読みいただき、ありがとうございました。