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インターネット広告が、インターネットをどうにかしてしまった説

21世紀初頭も20年余りが過ぎてしまった。前世紀と比べて、ものすごいスピードが生まれている。情報、モノ、資本、人の出会い……すべてが倍々ゲーム。インターネットのおかげで、近現代始まって以来の加速度がさらに増している。瞬く間に世界に病が広がってしまったのも、無関係ではない。

近現代という時代は広告の歴史でもある。「メディアの時代」、「映像の世紀」等々使われるのだが、それらメディアで扱うコンテンツと広告はわかちがたいものだ。そんな中で、広告費の規模は今や、マスコミ4媒体(新聞、雑誌、ラジオ、テレ)、をを上回ってしまった。※それでも、マスコミ4媒体を介するインターネット広告が相変わらず有利であることは言うまでもない。

このようにインターネットは、人の世界を一変させたかのようにも見える。しかしそれは見せかけかもしれない。いま、多くの人が当たり前のように価値があるような気がしているものが、買いかぶりにすぎないのかもしれない。

ここで登場するのが「ads settings google」という魔法の言葉である。

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