たぶん、あなたもいつの間にかステージに立っている。(写真UP追加済)
東京メトロの某駅にて。プラットフォームで電車を待っ、向こう側の壁には、広告ツールが並んでいる。ライトボックスやデジタルサイネージは、意識せずとも広告を目に入れてくる。刺激に慣れ過ぎて、ほとんど不感症のようになっている人も多いだろう。しかし先日、一瞬立ち止まってしまう広告に出くわした。次の一文を見てほしいのだが、キャッチコピーが強い。
これではまるで、地下アイドルが武道館公演を目指す青春群像劇でも始まりそうな気配だ。
しかし、そこに描かれていたのは、正面から走ってくる様子の、フラットなイラスト。健康的な爽やかさがある。アイドル要素も、地下感もない。一体どういうことなのか?
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