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今年も母の日が過ぎてホッとする

母の日の「圧」が苦手だと思う人がいたら、「あなただけじゃない!大丈夫!罰当たらないから!」と伝えたい。

親との関わり方は、人それぞれだ。しかし、親への感謝は自動的に与えられるものだとされる。古今東西、言い方や優先度合いは異なるけれど、ベースは似たようなものだ。

特に日本では5月が近づくと、社会全体が母親への感謝は無条件で発生するかのような振る舞いであふれる。

今日だってそうだ。母親に頼まれて買い物に来たのに。スーパーマーケットのステレオから「お母さんに日頃の感謝を込めて〜〜〜しませんか?」などと、何故言われなきゃいけないのだろう。陳列棚を小一時間見つめて、気持ちの整理に時間がかかった。

「古いしがらみは要らない」と言いながら「絆」を強調する人が結構いて、ややこしいですよね。

バレンタインの義理チョコを要らないと言うのが「カッコいい」のであれば、母の日のプレゼントも似たようなものなのに。そう言うのは「人として終わってる」みたいなことになるの、なんででしょうね。

母の日が近づくなかで「クローズアップ現代」で信田さよ子さんが出たのは、いいタイミングだった。同時に、親子でその番組を片方が凍りながら観ることになる人もいるわけで。……まぁそれは仕方がない。みんなに幸あれ!

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