未知との遭遇を拒否することについて
2024年の幕開けは災厄とともに始まった。過去形で書き始めてしまったけれど、まだ終わっていないし、災いの真っ只中だ。だからなのか、優雅さなど知らない風を吹かせて1月が過ぎようとしている。
北陸を中心に襲った震災に関して、色々なことが言われている。言われ方というのが特徴的だ。とてもわかりやすい形で政治的な態度によって分かれていて、それはとても気味が悪い。そんなに白黒分かれるものだろうか。
どちらの側でも、多くの人がつとめて平静を装おうとしているようにも見える。それは冷笑的と