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ものうる人びと

編集出版・代理店・制作会社・法人広報・生活者として……いろいろな立場で広告に関わってきた著者による、広告にまつわる色々なテキストが集まっています。広告のまわりにいる人が、ふと足を…
広告にまつわる色々な文章が読めるマガジンです。ものを「売る」「得る」ためのフィクションとして広告を…
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2021年7月の記事一覧

異動ってポジション替えっていうより競技変更なのに、簡単に言ってくれるよね

さっそく購読が滞るってどういうことなのか。これには事情がありまして。実は、まったく違う部署に異動が決まりました。広告のことを書こうと始めたマガジンですが、そんなことを考えた途端に、あっけない。別に会社にバレたから異動ってわけではないのですが。 長年社会人をやっていて、初めて「辞令」的な異動を命じられた。正社員として働くのは今の会社が初めてなので、「これがカイシャイン!すごい!」という経験は色々あったけれど、いよいよ真打登場という感じだ。 会議室に呼び出されて、拒否の余地は

「日常」の定義をたまにズラしてみる

何をもって日常とするのかは、人それぞれ違っている。それって忘れがちだけど大事だよ、という話です。 こちらは定期購読マガジン『ものうる人びと』の記事です。1記事100円でも単体販売していますが、月額300円で読み放題!です。ものを「売る」「得る」ためのフィクションとして広告をとらえる批評系のコラムと、日々のうたかたをお届けします。ご興味があれば、ぜひどうぞ。

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今さらながら気づく、歩く行為の尊さ

散歩をしたら夏に出会った。雨あがりにセミの声を聞いたのだ。ミンミンゼミの声。もうすぐ梅雨は明けるのだろう。思い通りにならないことだらけだけど、せめて散歩の自由は守りたい。 運動の習慣がある人は「歩くだけじゃ運動にならない」って言うけれど、歩かないより絶対マシ。ソースは自分です。最初の緊急事態宣言が出て数週間ほど、ほとんど家から出られなかったのですが、最初に通勤した翌日に「筋肉痛」がやってきたのですよ。「緊急事態にヤられる」と思いましたね。

どうしたって、ポピュリズムの極みです

花火は上がる、酒はまだか。 本当にひどい日々が続いています。去る7/8の夜に「ぜんぶ夢だったらいいのに……」と祈りながら寝てみたけど、目が覚めたら何も変わらず。 こんな時こそ、自分で考えることを忘れずにいたい。ポピュリズムと相性のよい広告の現場にいるなら、なおさらです。とはいえ自分で考えるって言うのは簡単です。「オリンピックに反対している、だから自分は考えてる」って思っていたとしたら、それこそ罠にはまっているかもしれない。 効果的に見せるための本質をつかむことは、広告の

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女性の意見を求めすぎ問題について。

企画というのは「誰に届けるか」も大切なこと。だからこそ、どの会社でも、何か企画を立ち上げるときに「女子的にはどう思う?」と聞いてくる人がたくさんいる。 よく話を聞けば、その問いかけをする人に他意はないことがほとんど。けれども、それを知った後でも気まずいものだ。時として、不快の極みになったりもする。

うっかりたわごとvol.1「自分の環境ではきれいなので、問題ないと思ってます」

制作現場で耳にする「うっかり」な「たわごと」を共有していくシリーズ。 人は、自分の環境が恵まれていることに気づかないものです。

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