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田芋 〜煮・揚・蒸 なぜか変わる食感〜

里芋の一種です。沖縄では「ターム」と呼ばれお祝いの食事には欠かせない野菜です。
里芋はいくつもの品種がありますが、田芋は料理の幅が広い野菜です。

理由1
ほのかな香りがあってタロイモっぽい甘い感じがあります。料理だけでなくスイーツにも使えます。

理由2
蒸したり焼いたりする場合はほっくり。煮込みだとトロトロでシルクのような味わい。調理方法で食感が変わります。

スイーツにするなら「田芋のクリーム添えシフォンケーキ」「田芋あんのバターパイ」など。
洋風な料理なら「田芋のコロッケ」「田芋のバター焼」など。
和風な料理なら「甘辛煮」「蒸し田芋の甘味噌がけ」など。
スパイス料理なら「ガラムマサラのシャカシャカ田芋」「フェンネルとヒハツのクリームスープ」とか。
そして田芋の本場、琉球料理にするなら「ドゥルワカシー」「からあげ」に。

色々と料理ができる幸せな野菜です。
大地の恵み、いや湿原の恵み。食べていると「アジアで生まれ育って良かった」と思わざるを得ません。

ちなみに畑の来園者に人気の田芋クリーム! 簡単なのでレシピを紹介します。

田芋クリームのレシピ
材料
田芋(皮をむいて1cm厚にカット) 300g
水 150cc
砂糖 100g
ミルク100cc
バター 20g
1 鍋に水を入れて沸かし、田芋を入れて10分ほど弱火でゆでる。
2 田芋に火が通ったらヘラでマッシュしてつぶす。
3 砂糖、ミルク、バターを入れて、混ぜながら弱火で5分ほど加熱し、程よく水分をとって出来上がり。
パンに塗ったり、濃いめにしてタルトの具にするなど、田芋の香りと食感を味わってください。


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