見出し画像

玉ねぎ 〜丸ごと、どうぞ〜

ユリ科で西アジアが原産地です。保存性が高いので、旬が分かりづらいのですが、関東においては春から初夏が収穫シーズンです。 4月は葉玉ねぎ、5月は新玉ねぎ、6月はいわゆる玉ねぎが収穫できます。


玉ねぎを収穫していて面白いのは、時々香りの良いものがあることです。そう、ワインの香りがするのです。糖度が上がって微生物との関係が上手くいくと「ワイン玉ねぎ(勝手に命名)」ができるのです。そういう玉ねぎは刻んで砂糖につけておきます。すると発酵しておいしいワインが本当にできてしまうのです。しかも、いわゆる玉ねぎ臭は抜けます・・・
「ワイン玉ねぎ」はレアものですが、他の玉ねぎもともかく甘い。「リンゴ玉ねぎ」とも言われることもあります。


・・・なので、美味しい食べ方は丸かじり! サラダなどの生食でいろいろお試しください。


また、「葉玉ねぎ」や「新玉ねぎ」であれば、葉っぱから根っこまで丸ごと食べられます。
葉は炒め物で、根は揚げ物や刻んで薬味的に。
写真は玉ねぎづくしのスパイスプレート。主役をはれる野菜です!

画像1

1 玉葱根っこの天ぷら (パコラというひよこ豆の粉を衣にした天ぷらです。ケチャップを添えて)
2 玉葱葉の甘辛炒め(シーニーサンボーラというスリランカのサイドディッシュをアレンジ)
3 丸玉葱の酸っぱ辛スープ(玉葱の甘味際立つスープです)
4 米そぼろのニゲラ炒め(ストリングホッパーをほぐして炒めます。赤飯ならず黄飯です)
5 スナップエンドウの豆合わせ(クートゥーという野菜と豆の煮込みです。豆が3品と豆づくし)
6 人参ジャム入り米サンド (ラバリヤというスナックです。日本の柏餅に似ています。この料理には玉ねぎは入っていません。)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?