Twitterのフォロワーが2万人を超えた世界でユーザーとして、デザイナーとして考えること
フォロワーが2万人を超えた
最近Twitterのフォロワーが2万人を超えました。大阪在住のキラキラしてない37歳デザイナーなのに、です。この記事では「どうやったらフォロワーが増えるのか」という話はしません、正直わからないからです。
フォロワーが増えると「見られる、拡散される母数」が増え、意図しない反応も増えます。センシティブなネタを題材に漫画を描くからだろう、と思われるかもしれません。しかし「いちいち絵にするのが鬱陶しい」という引用RTまで届き、もうわけがわかりません。
Twitterに「正しい使い方」はない
いろいろな反応を眺めていると、みんなTwitterとの距離感も使い方も本当に様々です。わたしには「知り合いにひとり言を言う場」なので、乱暴な反応にはびっくりしますが、人によっては、テレビと話しているような感覚かもしれません。そもそもTwitterには「リプライ」「RT」「引用RT」という機能はあれど、その機能自体に意味も感情もありません。
リプライでも引用RTでも多くの反応をもらいますが、そのほとんどが「わたしの言いたいこととズレて」います。「わかる〜」という引用RTだとしても、後に続く「ほんと○○だよね〜」の○○は「その人が言いたいこと」です。たくさんの反応をもらって「そう言う場所なんだ」ということがようやくわかってきました。
デザインの功罪
わたしはよく、漫画でじぶんの感じたことや考えを発信します。それを指して「デザインの力を利用している」という趣旨の引用RTをうけたことがあります。これは確かに、気をつけなければと思います。
デザイナーは「人の心がどう動くのか」をいつも考えています、「心を動かす言葉や図形」を生み出すのが得意です。そんなつもりはなくても、「騙してしまう」可能性もあります。デザイナーは、じぶんの手にしているものが、「使い方によっては想像以上に大きな力になる」ことを自覚しておく必要があると思いました。
「じぶんの意見を通す」ためにその力を使ってしまわないように、印象や感情を操作しないように、慎重でいたいと思います。
晒さない、引用RTで反論しない
「ひどい言葉で中傷された」ということがあっても、RTしたり引用RTで反論することはしません。「ひどい言葉で中傷する人」は残念ながら実在します。わたしがRTや引用RTで反論すると、多くの人の目に触れます。それが別の「ひどい言葉で中傷する人」の目に止まったら、もう連鎖は止まりません。
ルールと罰則は「私刑をしなくてすむように」あると思います。わたしはTwitterのルールの中で楽しんでいるので、攻撃的な言葉はTwitterに報告して、判断してもらいます。インターネットの世界では何を言っても許される、という風潮がとても嫌いなので、「ルールに法って」対処します。
誠実であること
礼儀を欠いた相手には礼儀を欠いてもいいのか、といえばそんなことはありません。誠実でいることにはコストがありません、リスクもありません。わたしが「誠実でありたい」というのは、とても単純な理由です。
サポートより、どこかでお会いしたらぜひ話しかけてくださいね