Adventus

みなさんこんにちは、学生団体スピカです。
スピカは神戸市近隣の高校生で構成された団体で、神戸市長田区で月に一度、子ども食堂「いちばんぼし」を開催しています!
この記事では、団員ブログという形で、活動を通して感じたことを広報部員の目線で書いていこうと思います!

12月に入ってしまって、そろそろクリスマスに人々が浮かれる頃だとは思われますが、みなさんはサンタクロースが何故プレゼントを配るのかご存知ですか?

一説によると、それはサンタクロースのモデルである聖ニコラウスが貧しい人々に富を分け与えたことに由来するといいます。流石聖人と言ったところですね!

因みにスピカは長田区で子供の貧困問題に対してボランティア活動を行っておりイヴである12/24も子ども食堂「いちばんぼし」の活動を行う予定です✨

しかし、少し踏み止まって考えてみると、ちょっと問題があるようにも思われます。本当に富を配ることとは人を助けることになりうるのでしょうか?

「道徳経」をしるした老子の言葉にこのようなものがあります。「授人以魚 不如授人以漁」(飢えている人に)魚を与えるより、漁の仕方を教えた方がいいだろう、そんなところですかね。

しかし、「今」飢えている人に今魚の取り方を教えたとて無駄かもしれません。とても差し迫った状況、つまり動けば死ぬ、という状況であれば。

魚を取れる状況に持っていかねばなりません。

だから、支援を人々に富を分け与えつつ術を教える支援をするというのが最も良い奉仕の形なのかな、と思います。


さて、一度漢文から目を離してスピカのことを見てみると、スピカは少しずつその形に近づいていて、月一の子ども食堂「いちばんぼし」だけでなく水金放課後の学習支援「放課後クラブ」をはじめています。

ただ、このボランティア活動が成功するかどうかはわからないですし、資金繰りや広報、問題は数えればキリがありません。スピカは高校生ボランティア団体の先駆者となれるように、今まさにもがいている最中なのです


一介の団員としては、これを思いつく代表に全く脱帽というところで、同年代の中でもなかなか先を見ている人ではないかと思います。
代表ブログ(https://note.com/spica_students/n/nfe8672e4c958)も是非是非見てほしいところです。一応言っておくとこれは代表への媚び売りではありません。尊敬してますよ。はい。知らんけど。

それでは次回のnoteでお会いしましょう〜👋


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