ほろほろ酔いの窓辺

今日は久しぶりにお酒をすこし

散歩して汗をかいたあとにシャワーを浴び
さっぱりした上で久しぶりのお酒
１ヶ月ほど節約のため禁酒してたからか
ビールのなんと美味しいこと
麦の味がこんなに濃く感じたのは久しぶり

その次のレモンサワーも美味しく頂き
ほろ酔いの手前になったところで
急な大雨。
干しっぱなしの洗濯物を急いで救助し、
友達の配信にお邪魔して寝る前のこの時間

ほろ酔いの手前、
ほろほろ酔いと名付ければいいだろうか

そんな夜。
雨上がりなので月が綺麗に見えるかと思いきや曇っている
でもその上では煌々と輝いている

有るけど無い、ないけどある

月の輝き方というものを
勝手に知った気分になり、
ふふん と鼻を鳴らしたくなる

またこんな気分になるような飲み方をしたいと
強く思った夜だった

少し物足りないけど、それが良い
大雨が止んだ曇り空を
窓辺で眺めながら酔い醒ましの麦茶を飲む
明日こちらは雨だそうだ、
そちらの天気はいかが？
などと念を飛ばしてみる

そんな夜。
ほろほろ酔いの窓辺には
蝶や綺麗な鳥は来なかったけれど
明日もこんな日になりますように
と願える日だった
全ての事象にありがとう

なんて語ってみたところでほろほろ酔いは
良い子なので眠くなってきた

きみも、あなたも、あんたも、
等しくよく眠れますように

おやすみなさい