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立ち止まって考える時は15分まで

皆さんは、LINEやメールのやりとり、すぐ返信するタイプですか?

ワタクシ、返信を先延ばしにするのが得意です(^^;

でも、面倒くさいからではないのです。
(むしろ、面倒くさいと思うものは返信はさっさとします)

・相手が伝えてくれたことをじっくり咀嚼したい時
・自分の想いをちゃんと言葉にしたい時
・どうやったら分かりやすく伝わるだろうかと考える時

こんな時、しっかり時間を確保して文面を書きたいと思うばかりに、返信するタイミングがどんどん遅くなっていってしまいます。

相手にも失礼だなと思いつつ、その相手がこんなルーズな私を受け入れてくれる懐の深い方であればあるほど、尚更この傾向が出てしまいます。(ごめんなさい)

そんな時、中田敦彦さんのYouTube大学でこちらの著書が紹介されていました。

40代から手に入れる「最高の生き方」

この内容がなかなか刺さりまして…40代からの生き方指南が盛り沢山でした。
で、まさに、この返信保留問題についても触れられていて、うーん、気を付けなくてはと思いました。

※ちなみに、タイトルに「40代」とありますが、20代30代の若い方、逆に50代以上の人生後半組にも響く内容となっておりますので、全世代におススメの本です。

テキストでのやり取りのいいところは、自分のタイミングで対応が可能なこと、(自分で許す限り)時間を投入できることですが、それゆえに必要以上に時間やエネルギーを使ってしまいがちなのがデメリットです。

多分、そのエネルギー消費が嫌だから、つい後回しにしちゃうのかな、と思います。(私の場合)

でも、LINEやメールなどをすぐ返さないと、「今時間ないしとりあえず後にしよう」と一旦脇に置いたとしても、頭の中にずーっと「それをやらねば」という思いが居座り続けることになりますよね。
それは決して、心地よいものではないです。

こんなとき、意識すべきなのが

「判断をスピーディーにする」

人は判断するのに体力を使っています。

スティーブ・ジョブズが判断力を高めるために服のルーティンを決めていた、というのは有名な話です。

長引かせたところで、いい判断・いい返信文になるとは限らないので、スピーディーに判断・処理していく習慣をつけよう、ということなんですね!

で、ここで大事なのが、この著書の中で通して言われている「シンプル思考」を意識すること。

「シンプル思考」とは、シンプルな原理を作っておく、ということです。

スピーディーに判断・処理していくための「シンプル思考」それは、

「迷ったら、15分以内に決めろ」

これです。

15分以内に、とりあえずの答えを絶対に出す。
(LINEだったら、とりあえず返信書き出す)
一旦、答えを出してから置いておけば、後から直すこともできるし、回答に迷っていた場合も、一旦書いた自分の仮回答を再読することで再検証できるというわけです。

私も日頃から感じているのですが、返信に限らず「これやらねば」というタスクを実際やらないくせに一日に何度もそのことについて思いを巡らす(でも行動はしない)その時間が無駄過ぎます。

もちろん、そんなサクサク対応できない事案もありますよね。
(大きな決断とか、大きな変更とか…)

だけど、そうじゃないことのほうが圧倒的に多いと思うし、それこそ、そういうものをこの15分ルールで片づけて、残せたエネルギーをより大事な判断に使えたらいいですよね。

40代からは、エネルギーの使いどころを意識する!
あっもちろん、40代でなくても!

自分の限られたリソースですから、自分が納得いくように使いたいですね。

この本の内容は他にも触れたいことが沢山ありますが、まずは自分が今一番陥りがちな返信問題と結びつけて考えてみました。

どなたかの、何かを考えるきっかけになれば、幸いです。

最後までお読みくださりありがとうございました。



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