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HELP EVER HURT NEVERー常に助け、決して傷つけない

藤井風さんからの、メッセージ

2020年秋、ようやく藤井風さんの1stアルバムを、じっくり聴ける時が来た。

藤井風さんを知ってしばらく、私をとりまく環境に急激な変化があって、目まぐるしい日々がやっと落ち着いた。もう待ち切れない気持ちで、アルバムを購入した。

素晴らしいアルバムとは、もう分かっていた。心地よい洒脱なサウンド、変貌自在なヴォーカル、工夫が凝らされた濃密な曲構成。綺麗な写真集、歌詞カードには日本語と英語の歌詞が併記されている。
初回特典盤は、洋楽カバー集も付いていて、これもまた、、とんでもなく良い。

オリジナル曲は、ありとあらゆる感情が揺さぶれる、物語、映画のようだ。何度聴いても楽しめ、ウキウキ、ワクワク、嬉しく楽しく、全然飽きない。ここまでは、ある程度想定内だった。

気がついたら、あれ・・・毎日毎日、ずっと聴いている。終わってもすぐ、また聴きたくて、うずうずしている。なんだろう、これは。

ー 歌から伝わってくる。とてつもない、メッセージ。

どうやら、想定外のことが起きているらしい。

藤井風さん=天使?‥リアル聖おにいさん?!


最初は、なんか、仏教?いや、キリスト教?みたいな世界観イメージから始まった。

じわじわと、確実に何らかのメッセージが、染み渡っていく。心と身体が、ゆったりと、確実に満たされて癒されていく。なにか大いなるもの、人類の叡智というのだろうか。藤井風さんは23歳と聞いたけど、なんで、何もかも、もう知ってるの? 最初から、たぶん生まれた時からすでに。

風さんの歌には、もてたい、売れたいとか有名になりたいとか、欲望にまみれたものが感じられない、というか、まったく欲やエゴがない。信じられないほど、無欲。あるがまま、自然体ですっとしている。(ただただ、表現したい、伝えたいという純粋な想いが切実に伝わってくる)

そして、全部の欲を、脱ぎ捨てた先に、喜びがある。音楽の神様に愛されて、全身で受け止めて、純粋に喜んでいる。嬉しくてたまらない、魂の喜びがある。泥んこになって夢中で遊ぶ子供みたいに、無邪気な笑顔に溢れている。

だから、私たちも、そんな彼を見てると嬉しくて仕方がない。音楽の神様と風さんと、ピアノで戯れながら、美しい音楽を奏でて、みんなも一緒に、心の底から楽しんで、心を、身体を踊らせている。喜びの渦が増幅し、とんでもないパワーになって‥そんな風景が見えてくる。

キリスト教の聖書や、仏教のお経も、頑張ってみんながわかるように、長年に渡り工夫されてきたけど、風さんは、いとも簡単(そこには膨大な練習や積み重ね、工夫があったはず)に、さらりと全身で表現している。

生きるための教えを、シンプルな日本語で、美しいメロディに乗せて、あたたかい愛を持って、確実に私たちに伝えている。

あらためて、アルバムのタイトルを眺めると、
HELP EVER HURT NEVER” ーいつも助け、決して傷つけない。

ん?んんん?えっ‥

この素晴らしいアルバム作品で彼が伝えたいことって‥度肝を抜かれた。
もはや、タイトル文字がサンスクリット文字のようにも見えてくる。

風さん、あなたは神の使い、天使ですか?‥まさか、コロナの世に舞い降りた「リアル聖おにいさん」?!

とんでもないことが‥起きている‥(続く)

⭐️追記

藤井風さん、ぜひライブで聴いてみたい!彼の音楽から伝わる個人的な印象を書きました。超人的なイメージもあるけど、実際は今を生きる、23歳の青年。私たち同様に、悩んだりもがきながら、泣いたり笑ったり、懸命に今を生きているのだろうな。現実の風さんに、会ってみたい!!








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