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WILLを発掘したらしぐなるに辿り着いた話

私は自他ともに認める自己分析大好き人間です。
過去ストレングスファインダーやキャリア・アンカー、ディグラムなどなど色々やってきたんですが、
今回は「WILL発掘フレームワーク」を使ってみたら、「しぐなる」に辿り着いたよ。というお話です(?)

WILL発掘のきっかけ


きっかけは、このローンディールの大川さんの記事を読んだことです。
更に言うと仕事の関係でこちらの会社のとあるプログラムに参加した同僚がいまして、それきっかけでローンディールさんのウェビナーとか私も参加したりしてて、そこから色々調べてたらこの記事に辿り着きました。

こちらの記事を読んで頂くと、ワークシートのダウンロードや細かい書き方などが分かりますので、興味ある方は是非読んでみて下さい。

今回は、このワークシート書き進めて行ったら「しぐなる」に辿り着いたよ。って話なんですけど、
しぐなるってなんぞや?という方は、是非この過去記事を読んでください。

どんなことをやったの?~曼荼羅編~

細かいSTEPややることは、最初に置いた大川さんの記事を読んで頂くとして、
まずは発散フェーズの「曼荼羅」を書きました。
「カコ」「イマ」「ミライ」をお題ごとに埋めていくんですが、
過去の原体験や心が動いた体験って、書いてみると案外マイナスな体験が多く出てくるのに驚きます。
私だけかと思ったら、意外にも他の同僚にもそういう傾向が。
嬉しかった体験も勿論ゼロでは無いけれど、傷ついた経験ってなかなか忘れられないものですね、、、
書いててもし辛くなったときは、私は「イマ」パートの「偏愛」を先に埋めていました。
大好きなもの、偏愛、情熱を傾けられるものでも、案外その理由ってちゃんと言語化したことは無くて、気づいたら「ただ好き」になってしまっていることも非常に多いので、好きの理由の棚卸はとても楽しい作業でした。

そんなこんなで、埋めやすいところから埋めて行ったり、行ったり来たり、書き直したりを繰り返したりするんですが、
数日開けて見直してみると、なんかしっくり来ない言葉が見つかったり、逆にこっちのほうがしっくりくる!という言葉が見つかったりと、1度ですべて埋めよう!と必死になるよりも、一人でやるときは時間を空けてみたり、集中してまとまってできる時間を確保してみたり、緩急をつけながら、日々の生活の中でもアンテナ高く過ごしていることが、自分と向き合うのに非常に重要なんだと思いました。

どんなことをやったの?~構造化編~

ある程度曼荼羅の付箋が埋まったら、今度はそれを収束させる「WILLの構造化」パートに進みます

ここでは、「曼荼羅」で集めた言葉たちをさらに厳選し、くっつけて化学反応を起こして、分解して、煮詰めて・・・みたいなことをしていきます。笑
私は自分が「らしさ」に比重が偏っている自覚はあるので、VALUEから埋めていきました。
ここでも行ったり来たり、言葉を組み替えたり、ざらつきを出すために、言葉の変換をしてみたり・・・を繰り返しました。

その結果、一番上のVISIONを私はこんな言葉で埋めました。

「常に進化を止めない圧倒的個性派集団が、柔軟に世の中のPainに最適解を示す」

多分、私はマグロ属性なので、動きを止めたら死んでしまうタイプなので、進化を止めないんでしょうね。笑
個性的である(と言われる)ことはむしろ誉め言葉だと思っているタイプで、それは他人をほめる時も同じ。また、その個性の種類は色々ある方がいろんな角度の意見が出て面白いとも思ってます。
そして、その変わり者たちが集まって、面白いことを同じ目線で語れる、議論できる、というところに非常に面白さを感じているので、一人ではなく、集団でチームで何かを成し遂げたい、という気持ちもあります。

あとは得意の「柔軟性」を活かしたくて、特にここで「答え」ではなく「最適解」という言葉を使っているのが、私らしいといえば私らしいポイントかな。
その時その時の時代だったり流行、タイミング、集ったメンバーや設定したペルソナ像などなど、新規企画創出は少し先の未来を見て、答えが無いものに答え(らしく見えるもの)を出していく仕事だと思っているので、必ずしも正しい答えだとは思わないし、思ってはいけないと思うんですよね。
勿論、自分の企画に対する自信や信念、核などはしっかり持っておくべきですけど、それと提供手段は別だから。
自分のこだわりを持たなければいけない場所と、バイアスを捨てる場所はしっかり区別しておくべきで、そうなると「最適解」を示し続ける、というのが大切なんだろうな、と思っている次第です。

でね、この言葉たちを俯瞰して見たときにふと、
あ、これって・・・

「ハロー、はじめまして」

って言葉がめちゃくちゃしっくりくるな。
って思っちゃったんですよね。
私はいつもこの感覚に出会うことを望んでいるのかな。って。
まだ見ぬ「はじめまして」たちに「ハロー」を言いに行きたいのかな。って。なんかよく分からないかもしれませんけど、
個人的に非常にしっくり来てしまった訳ですよ。

この「ハロー、はじめまして」が、
この記事のタイトルにもなっているヒステリックパニックの「しぐなる」という曲の歌詞のラストなんです。
歌詞の意味としては、私のVISIONとは全く違うんですけど。笑
でも、私がこの曲で過去の自分が救われたように、
世の中の人々が抱えているPainのどれか一つでも解消出来たら最高ですよね。

おまけ

実はこのWILL発掘、社内で興味ある人を集めて小さなワークショップなんかもやってるんですが、
「いや、お前みたいに感情の言語化出来ないから無理だわ」
とも言われてしまったんですよね。

感情を言語化するには、圧倒的にインプットが大事だと思うので、
いくつか書籍を進めてみたり、アウトプットのために日記をつけることなんかもオススメしているんですが、苦手と仰る方はほぼ言われてもやらないわけで・・・
こればっかりは、足りないという自覚があるのならば、努力無しには語彙力は増えないということも自覚してもらって、自分たちで増やしてもらわないと・・・
ざらつきのある、自分らしい言葉にはなかなか出会えないかもしれません。

個人的にはこういった手の作業は楽しく夢中になって出来るタイプなんですが、
そうじゃない人にも、ぜひ自分を深く知る良い機会だと思って取り組んでいただけると、今後のキャリアプランだったり、学生さんの場合は進路を決めるための材料になると思うので頑張ってやってみて下さい。

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