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聖地巡礼 あの日見た花の名前を僕たちはまだしらない。 -作品について-

TVアニメの放送が2011年の春。
そこから今年で10周年ということもあり、今年の夏は10年後の8月に
聖地秩父でのイベント等、今年再びの盛りあがりを魅せた作品。
2011年当時、多くの人に感動を与えたこの作品について紹介していきます。

作品について

アニプレックス×A-1 Picturesというアニメ業界では鉄板の組み合わせに
フジテレビの「ノイタミナ枠」成功しか許されないと言わんばかりの体制の中、オリジナル作品として生み出された「あの花」

キャプチャ
©ANOHANA PROJECT

昔は仲良しだった幼馴染たち。

でも、高校生になった彼らの距離はいつの間にか離れてしまっていた。

ヒキコモリぎみの主人公”じんたん”。
ギャル友達に流され気味の”あなる”。
進学校に通う”ゆきあつ”と”つるこ”。
高校に進学せず旅を重ねる”ぽっぽ”。
そして、仲良しだった小学生の頃から
それぞれが変わってく中で変わらない少女”めんま”。

ある日、”お願いを叶えて欲しい”とじんたんにお願いをするめんま。
困りながらも”めんまのお願い”を探るじんたん。

そのめんまの願い事がきっかけとなり、
それぞれの領域でそれぞれの生活を送っていた幼馴染は
再びかつてのように集まりはじめる。

あの日見た花の名前を僕たちはまだしらない。 公式HPより

話としてはあると言えばあるような話。

昔仲良しだった6人がとある少女の死去から、徐々に距離感が広がっていき気づけば皆高校生になっていた。
それぞれがその少女の死去をきっかけとした「何かしら心の中のわだかまり」を持っていたものの、関わることがなかったため特に表に出すことはなかったのに、、、なぜかその少女が突然現れて・・・・

最終回は涙なしには見れない作品となっております。

また、TVアニメシリーズの他に2013年に劇場映画化もされている

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©ANOHANA PROJECT

TVアニメの総集編を映画したかと思われるかもしれないが、その要素だけでなく、TVアニメでは描かれなかった過去のエピソードや後日譚等の新たな話も入っています。

それでもって、冒頭記述した今年2021年はTVアニメ放送から10年
10年後のそれぞれの姿を映したキービジュアルを掲げ、聖地秩父では様々なイベントが行われました。

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©ANOHANA PROJECT

主な登場人物

宿海 仁太(やどみ じんた)

昔は幼馴染6人の中心的存在だったが、高校に入ってから軽い引きこもり中

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本間 芽衣子(ほんま めいこ)

色白で、どこかはかなげな印象を与える少女
天真爛漫な性格で、6人のなかではマスコット的存在

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安城 鳴子(あんじょう なるこ)

派手な外見のギャルだが、実は高校デビュー。じんたんの同級生。

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松雪 集(まつゆき あつむ)

顔も良く、育ちも良いので、小さいころから苦労したことがない。
おまけに頭もよく、進学校に通っている。

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鶴見 知利子(つるみ ちりこ)

まじめな優等生。趣味は読書すること。
ゆきあつと同じ高校に通っている。

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久川 鉄道(ひさかわ てつどう)

昔は体が小さくてみんなの弟分だったが、今は立派に成長。
高校に行かず、世界を放浪して暮らしている。

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作品の舞台について

本記事の中で既に記述してしまっているが、作品の舞台は埼玉県の秩父
ちょっとした観光地としても有名であるが、都内ではなかなか味わえない自然を気軽に感じられる場所だと思っています。

あの花がきっかけか定かではないが、あの花以降も2015年「心が叫びたがってるんだ。」2019年「空の青さを知る人よ」という作品の舞台となっている
つまるところ、アニメコンテンツに寛容な自治体であることがわかる。

「作品について」でも触れたように今年はあの花の放送から10年ということで10thアニバーサリープロジェクトと銘打って「WEBラジオ」「ラッピングトレイン」「スタンプラリー」「企画展」「10年後の8月に声優さんを招いたリアルイベント」等、様々な施策を行い盛り上がっている。

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では、次回の記事から聖地のご紹介をさせて頂きます。

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