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タッチフット戦術クルーズ

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タッチフットボール(アメフト)の戦術・技術・トレーニングについて解説します
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#ステップ

タッチフットボールで使う カットバックトレーニングの分解

リクエストがありましたので、今日はわれわれの『カットレ』(カットバックトレーニング)を少し分解して紹介します。 このトレーニングは最終段階のものですので、基礎的な動きが知りたい人は、これ以前のカットレを参考にして下さい。 足運びとボディバランスが必要試合で効果的なカットバックの、①間合いに入るときの足運びと、②その後の縦上がりの感覚を習得します。 まず正確に跳び、ボディバランスを身につけます。慣れてきたらスピードを上げていくといいです。飛ぶスピードは、女子で以下のビデオ

再生

タッチフットの『それ以外の部分』~カットバックの縦上がりトレーニング

私たちはアスリート能力に自信がなかったので、『それ以外の部分』での優位性を追求してきました。 この動画は、タッチフット初心者にカットバックを身につけてもらうための、最後の段階のドリルです。間合いに入るときの足運びと、その後の縦上がりの感覚を習得します。 ※練習中なので、精度は高くありません(特に縦上がりができていません)。 これは、スポーツで初めてカットバックを踏むという人に、効率的なステップを理解してもらうメソッドです。 当時はアメリカのYouTubeやアメフトの英書テキストが情報元でしたが、カットバックを基本から説明する資料は見つかりません。 ハンドボールの日本代表コーチに聞いても、女子選手向けのカットバックメソッドは「特にない」とのことでした。 そこで、実際のゲームのビデオからステップの理論を確かめて、誰でも基礎から学べるようにしました。 ところで、ランアフターキャッチを「団体戦術」として考えたときに、優れたキャリアーとは「ブロッカーの背中をうまく使える」キャリアーです。 ブロッカーの背中を上手く使うためには、状況判断と競技特性に合わせた効率的なステップワークが必要になることは言うまでもありません。 では、タッチフットボールの競技特性に合ったステップとは何なのか。それは次回にします。