幸町
よっす。久しぶりの復帰であります。押忍。
最近色々忙しくてnoteを書く暇がなかった。
自己満のつもりで始めたnoteを
楽しみに待ってくれている人がいて
とても感謝している。ありがとう。
さぁ。今日の本題だがこの前は
エモいについて尖りすぎてしまってたから
今回はほっこり系だ。
今回と言うか今日あった事を
今から伝えようと思う。
用事があり家を出ると
家の近くに停まってた車から
80歳ぐらいの歩くのがやっとなぐらいの
おじいさんが出て来て
「大東市の幸町までの帰り道を教えてくれ」
と訪ねてきた。
確認した所、車にカーナビはなし。
携帯はガラケーでナビなども分からない。
訳も分からず此処に辿り着いたらしい。
先導して家まで送る以外の選択肢がなかったのだ
正直、大東市に行く用事もないし
見知らぬおじいさんやしめんどくさ
と思ったのが正直な感情だ。
でもこのまま知らんぷりもできる訳もなく
「先導するからついて来て」と
おじいちゃんに言った
ぶっちゃけ運転は嫌いやし友達といた訳でもないから1人で俺は何してるんだって思いが強かった。
そうこうしているうちに幸町に到着。
車から降りておじいちゃんの車庫入れを
まるで補助輪の取れた自転車に乗る子供を見るかのように見ていると車庫入れを終えたおじいさんがこっちに歩いて来て
泣きそうな顔で「ありがとうございました」
と深々と頭を下げてくれた。
知らない土地で唯一近くにいた人が
刺青まみれの俺で不安だったし怖かったと思う。
俺の手を握ってありがとうございますって
1分近く言って頂いた。
人からありがとうと言われるのは
こんなに幸せな気持ちになると今日初めて知った
人様に迷惑をかけ続け汚い世界を見続けてた
俺にとってこんな綺麗な世界があるのを知ったのと同時に誰かの役に立てた事が嬉しかった。
しかも送った町が幸町。
幸せの詰め合わせギフトかよ。
それは違うか。
今日のこの日は何かに繋がるかどうかは
分からないが初めての感情が芽生えて
また一歩成長出来たのは幸町のおじいさん
のおかげである事に変わりはない。
また何処かで会えば是非お礼したい。
幸町に俺が送ったんじゃなく
おじいさんに連れて来てもらったんだろうな。
帰る頃には雨が降りだしてた。
乾いた人としての心を幸町のおじいさんと雨に
潤してもらったような気分だ。
たまには雨もいい。
では。また。
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