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ドリアンスケールで作るハーモニックマイナーとメロディックマイナー

ドリアンスケールはダイアトニックスケールの二番目、ドレミ〜のミとシを半音下げたスケールです。

ペンタトニックスケールとセットで考えやすい、他のスケールに転用しやすいなど、何かとアドリブソロに便利なスケールです。

これを任意の一音変化させると考えると、ハーモニックマイナー、メロディックマイナーにスムースに移行しやすいという記事を書きました。

流れとしてはマイナーペンタ→ドリアン→ハーモニックマイナー、メロディックマイナーと、順に積み上げていくように覚えていくと良いと思います。

ではそれぞれのポジションです。

まずはマイナーペンタとドリアンの関係から、キーはDマイナーペンタとDドリアン(Cメジャースケール)です。

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これを一音変化してハーモニックマイナーにするとこうなります。ちょっとややこしいですが、キーはAハーモニックマイナー(Eハーモニックマイナーパーフェクトフィフスビロウ)になります。

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そしてメロディックマイナーです。

一旦ドリアンスケールにポジションを戻して一音変化すると考えてください。

キーはドリアンスケールと同じルートの、Dメロディックマイナーです。

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ペンタトニックスケールの5ポジションを基に作っているので、7音のスケールですが5ポジションで覚えてしまいましょう。

それぞれの音の変化は五線譜では言わずもがなですが、タブ譜のポジションでそれぞれどこがどう変わるかをチェックしながら覚えていくようにすると、混乱しにくいと思います。

キーチェンジの際に考えるルートも、マイナーペンタトニックスケールを弾く時に考えるシステムをそのまま使えるように考えていくと良いと思います。

今回は一つのキーだけで書きましたが、是非他のキーでも試してみてくださいね。


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