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ギターで弾く四声のコード(7th chord)の続き

今も多分にそういうところがあると思うのですが、小さい頃の私は夢見がちで、よくデジャヴなんかを体感する不思議っ子だったと思います。。。そういえばこういうことって周りの人に確認したことなかったんですが、小さい頃って割とそんなもんなんでしょうか。

そうそう、そういえばマトリックスっていうあのキアヌリーブスがピストルの弾を避けて仰け反る映画があったけど、あれ初めてみた時になんだかSFのような気がしないっていうか、小さい頃からずっと思ってきた、もしかしたらこうなんじゃないかっていう。。。現実だと思ってたこの世界が実は仮想現実だった的な、でもそれを確認することは通常できないみたいな、あの感じ。。。単純に映画がよくできていて、みている人にそう思わせるようにできていて、それに私が引っかかっただけなのかもしれませんが。。。

子供の頃の思い出なんかも、長い時が経って昔住んでいた家の周辺の景色なんかも多少変わったりしてくると、本当にそこに自分がいたのか、後から思い込みなんかで補填してつなぎ合わせたりしていないか。。。もう結構自信がなくなってきたりしちゃいます。

とにかく小さい頃の事を思い出す瞬間だったり、デジャヴのあのなんだか初めてのはずなのに過去に既に体験したような感覚に襲われている時って、実際の時間と頭の中で感じている時間に差があるというか、ほんの0.5秒とかそういう短い一瞬に、わ〜っと記憶が時間を超えて蘇ってくるような感じがする。。。これあるあるですよね?

新曲のアイディアなんかを考えている時も、たまにあるんです。

一瞬で曲の最初から最後までの輪郭。。。というにはもう少し具体的なイメージがわっとくる感じ。。。実際絞り出して作ってる時の方が多いんだけど、たまに発生します。

もちろんそれがいい曲なのかどうかはさておき、もう頭の中で鳴っているうちにどのコードなのかどのメロディーなのかを探すだけでいいので、あっという間に一曲書けるっていう。。。あれ果たしてどういうことになっているのかな。。。書いたのは本当に自分なのかなって。。。

なんか書いてたら頭ん中がミステリーみたいになってきた。。。変な映画アマゾンで見過ぎたせいかな。。。

えと、そうそう、今回はギターでダイアトニックコードを弾いてみようってことで、三声のコードも良いと思うのですが(それもまた別で書きますね)、今回は四声のコードを練習しながら、キーとハーモニーの関係を耳でも理解しようというテーマでいってみたいと思います。

昨日は四声のコードに対する考え方、作り方を一度まとめてしまおうって記事を書きました。

そういえばどんな感じで三声のコードと四声のコードを使い分けるのか、三声より四声の方が音が音数が多いからアドバンスなのか、ひいては四声のコードが弾ければ三声は考えなくても良いのかみたいな質問をたまに受けますが、確かにコードの作り方や成り立ちを考えれば四声は三声のコードの考え方を土台にできています。

コードの表記的には、実際にギターがどう弾くかに関わらず四声で書いてある譜面も多いです(もちろんコードネームはギター専用のものではないので、たとえギターが三声のコードを弾くアレンジでも、四声の表記で書かれることは多いです)。

でも実際に三声四声を比べてみると、どちらにもそれぞれ便利なところや、どちらかでないと合わないシーンなんかがあったりして、やはりギターの奏法的にはどちらもしっかり一度は通っておく必要があると思います。

四声のコードを使っているからうまいとか、三声のコードしか弾かないから劣っているなんてことは全くないですよね(当たり前か)。

さて前置きが長くなりましたが(本当に。。。すみません)、ダイアトニックコードを四声で弾いてみましょう。

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Key=Cのダイアトニックコードで、ルートを五弦の3、5、7、8フレット、六弦も同様に3、5、7、8フレットと推移しながら弾ける覚えやすいポジションです。

ドレミファソ〜と歌うように、ハーモナイズした音階の響きが感じられるくらい、ポジションがスムースに移動できれば良い感じです。

四声のコードは全部で八種類定義されていますが、ダイアトニックコードではそのうちの四種類(メジャーセブンスコード、マイナーセブンスコード、ドミナントセブンスコード、マイナーセブンスフラットファイブコード)しか出てきていません。

このことから、この四種類は比較的使用頻度が高めと言えると思います。

とりあえず、しっかりダイアトニックコードを弾けるようにしておけば、かなり複雑な曲も弾けると思います。

というわけで練習用に、ダイアトニックコードのみを使って二つコード進行例を作っておきますので、ゆっくり無理のないテンポで弾いてみてください。

まずはKey=Aの譜例です。

ステップワイズな進行でIVMaj7からはじまっています。

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次はKey=Fの譜例です。

五度で落ちるルートモーションは特にジャズのコード進行でよく聞きます。

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ネット上にはよくいろんなコード譜が落ちていたりするので、どんどん弾いてみましょう。

また自分でもダイアトニックコードの機能(トニック、サブドミナント、ドミナント)なんかを考えたりしながら任意の順番でコード進行を考えて弾いてみたりすると、既に簡単な作曲をしているようで楽しいですよ!

いっぱい使っていっぱい弾いて欲しいです!

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