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MBA受験の役に立たない対策方法~前半

年を増すごとにMBAが一般的になってきている。ワークライフバランスや社会人の学び直しが重視されてきているせいもあると思う。私も仕事上、数ヶ月前までホームページ担当だったのが、管理職となり部門間の連携、経営と現場との連携に深く関わるようになった。戦略や目的に基づいて説明をしなければならない機会が増えた。

経営戦略、財務、マーケティング、リーダーシップなどの基礎的な考え方を身につけることは、今後数十年と続く社会人人生において、決して無駄にならないと考えて私もMBAを受験することにした。今回は私なりの受験対策について記載をする。

先に断っておくが、このnoteは全く役に立たない可能性がある。本noteを読んで実践しても成果は保証しない。予め苦情はお断りしておく。

自分なりのポリシーをもつ

対策に走らない
「対策方法」というnoteのタイトルにしたが、受かるためだけの努力や投資というのは本末転倒だと考えている。最初から合格のための潤沢な情報を与えてくれるスクールのようなところはあえて通わない。

自分の目で見て、自分の頭で考えて、必要な情報があれば取りに行くという力が仕事では重要なことだ。MBAと仕事は独立したものではなく、お互いが関係しあっている。受験する前から、さくっと手に入る情報を当てにすべきでないと思う。

自分で必要と考えた情報を仕入れ、それに基づいて行動していくというのが重要だ。短期的な受験対策に走らず、長期的に自分を変えて行くことが重要だ。何よりせっかくの成長の機会を、受験に受かるためという目的に絞るのはもったいない。多少時間がかかってもいいから受験を通して、様々なことを理解したいし、学びたい。

仕事のせいにしない
どんなに忙しくてもMBAのための勉強時間が確保できないことを仕事のせいにしない。MBA(特に仕事をしながらの)に通うということは、今以上に忙しくなるということなので、今からそういった姿勢ではいけないし、自分で判断をしていくと決めた以上、自分の時間管理に責任を持たなければならない。

数十年の長期視点でMBAを考える
「MBAホルダー」が増え続けているので、MBAを持つこと自体はあまり意味がないように思う。取得するからには、ビジネスの基礎を身に着け、数十年来活用できなければならないと思う。そうでなければ、苦労して学校に通う必要もないだろう。

分析して志望校決定&試験のポイント理解

在学生の分析
入学者の志望動機を見ればどのような仲間が集っているのかを推察することができる。MBAでは他の受験生と協力しながら授業が進む。どういった仲間が集っているのかをある程度予測しておくことは学校選びの際に重要な要素となる。

卒業生の分析
また学校選びで重要なのは、どういった卒業生がその学校にいるのかということである。大学がウェブサイトで出している卒業生インタビューはもちろんのことLinkedInの卒業生情報や、知り合いのMBAホルダーからその大学で学んだことをどのように仕事に反映しているかを把握しておきたい。

試験問題の分析
試験問題を読めば、大学院が受験生に何を求めているのかがわかる。試験対策も、人の判断に頼らず、自分なりに解釈して対策をしていくのが重要だと考えている。例えば、私が受験した大学は、理解力、要約力、課題発見能力、論文の表現力を求められていることが問題文からわかったため、それい基づいて対策方法を考えた。

過去の試験問題は大学のサイトで公開されていることが多いので対策はしやすい。しかし、問題の中で扱われる論文や書籍については著作権上の問題から黒塗りになっていることもあるため、取り寄せる必要もある。私は、試験問題の範囲だけでなく、過去問で引用されていた書籍をすべてを読み、どういった読書が入学生に求められているのかも体感した。

そうして、今年

そうして、今年わたしは国立大MBAの受験に落ちました。

来年もがんばりますので、応援いただけますと嬉しいです。最後まで私の偏屈な「主張」にお付き合いいただきありがとうございますm(_ _)m


本noteは「WEBやデータ分析に関する投稿をみんなでしてみよう Advent Calendar 2021」への寄稿です。


カバー画像の作成者

Unsplashに登録しているDigital Content Writers Ideaによる作成

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