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kanakoozeki
映画「花束みたいな恋をした」に見る、自分の言葉の威力
ゴールデンウイークに久しぶりに映画を見ました。
「花束みたいな恋をした」
菅田将暉と有村架純のラブストーリーです。お二人の演技のすばらしさはもとより、セリフの一つひとつが素晴らしかったです。
菅田将暉に惹かれ始める有村架純が「この人は『電車に乗る』ではなく『電車に揺られる』と言った」というセリフがあるのですが、こういった「具体的な自分の言葉」が人に刺さるのだと、思わず「うん!そのとおり!」とこえを挙げたくなりました。
私は講座の受講生の皆さんによく「相手に印象付けるようなスピーチがしたいんですが、どうしたらいいのでしょうか・・・?」と聞かれます。
そんな時にお答えしているのが、先ほどご紹介した「自分の言葉で具体的に語る」ことなんです。電車に乗る、ではなく電車に揺られる。このラーメンおいしい、ではなくこのラーメンはスープにコクがある。しっかり対応します、ではなくお客様のお問い合わせには2営業日以内に必ずご連絡いたします。という風に、もう一段階具体的に。
それによって、相手の頭の中に映像や状況を描いてもらうことができます。つまり、伝えたい情報を相手の頭の中に音でコピーすることができるのです。それがありありと伝わるということ。
相手に印象付けたい話をしたい時、ぜひこの「自分が何に対してどう感じたか、自分が誰に対して何をするか、一歩踏み込んで具体的に言うとすると・・・?」という問いを自分にかけてみてくださいね。
自分の言葉が育っていきますよ。
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