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相手は自分の鏡

「現実は自分の思考の鏡」

「思考は現実化する」

という言葉を聞きました。世界は多重。この多重世界で、どの世界を選ぶかは自分の思考が選択しているそうです。だから自分が身を置きたい世界に行きたいと思ったら、方法論に走るのではなく、自分の思考を変えることが大切なのだそうです。

伝え方も同じ。

「相手は自分の鏡」なんです。

「オンラインになって、成約率が下がった」「オンラインだと、どうも相手の反応が芳しくない」という声を講座の受講生の皆さんからよく聞きます。「対面だと冗談も絶妙のタイミングで言えるじゃないですか。でもオンラインだと、微妙にタイミングがずれて、あ・・・いや、いいです。みたいになっちゃうんですよね」

そんな時、私が皆さんに質問するのが「相手は自分の鏡なんです。その時ご自身はどんな伝え方、聞き方をされていますか?」ということです。

皆さん、この質問にどう答えられますか?

相手に笑顔になってほしいときは、まず自分から笑顔になる。

相手に反応してほしい場合は、まず自分から相手の話に反応する。大きくうなづいたり、カメラ越しにしっかり伝わるくらいの相槌を打つ。

これが大切なんです。

マスクをしたままのオンラインミーティングだと、自分で思っているよりも無表情で相手を見ていることがあります。顔の大部分が隠れているので、うなづいているのか、まんじりともせずにただ聞いているのか、わかりにくいことが多いのです。

自分がまず変わることで、相手の反応は確実に変わります。笑顔で聞くと➡「相手は自分の話を聞いてくれている」➡「安心できる」➡「話しやすい」➡言葉数が増える➡「共感」のループが回り始めます。

まずは、自分が笑顔になってみること。いつもよりちょっとだけ大きくうなづいてみてください。もしかしたら、予想もしていなかった信頼関係が築けるかもしれません。

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