見出し画像

美味い話は、ない。

前回書いた記事「MLMの軍資金を貯めたい人必見!あまりやる人が確実に儲かる仕事」が極めて不調である。

いいね!が1つも付かない。

当然、自身の筆の力によるところが大きいだろう。

しかし、おそらくだが、あの記事を読んで「なんだ、大したことないな」と思われた方も大勢いるということの証左でもあるだろう。

また、案外泥臭いのでそれを嫌がる人もいるだろう。

自分の筆致力のなさを差し置いてでも伝えたいことが1つある。

それは「美味い話は、ない。」ということである。

「楽して儲ける」「短期間で圧倒的に儲かる」なんて話はまずないのだ。そして確実に儲かるということも実はないのである。

ところが、MLMの熱心な信者は、そのまずない話を案外容易に信じてしまうものである。

話を聞きながらファーストクラスでの海外旅行、5つ星ホテルの最上階スイートでのひと時などをついつい想像してしまうのだ。

断言する。

「MLMにおいても美味い話は、ない。」

トップリーダーは賢い方が多いが、彼らは実に泥臭い。言葉悪いが売るためだったら何だってする人は多い。

まさか、権利収入で年間億を稼ぐリーダーが、タイトル保持のために1件1件ドアをノックして洗剤やシャンプー、サプリメントを売り歩くなんて想像できないだろうが、そういうリーダーは少なからず存在する。

ただ、それをどストレートに言わないだけだ。聞いた周囲がドン引きするし、「夢がない話」として受け止めてしまいがちだからだ。

それにトップリーダーほど、自分を「レジェンド化」したくなるものだ。ダサくて格好の悪い話なんて、しない。自身の威厳に傷がつくからだ。

汗をかかずにトップを獲得した、という体で話をするのがトップリーダーの役目だ。

どんなに激しいセックスをしても汗すらかかないクールネスぶりが伝わったら、それを聞いた男性はどう思うだろうか。

少なくとも、「格好良い」と捉える人も少なくはなかろう。

そういう捉え方をする人を、トップリーダーは"虜"にするのだ。

私自身、MLMを否定する考えは一切ない。

その上で、誰かが話す内容をしっかり自分の頭の中で咀嚼し、理解した上で判断しないと、ただただあなたはトップリーダーの、ただの養分となる。

繰り返すがMLMとて権利収入が入るビジネスではあるものの、決して美味い話のビジネスではないのだ。

そこらへんの訪問販売と同じくらいシビアなビジネスと捉えて、それでもやりたいのであれば、やる価値は大いにあると考える。

MLMも法律をしっかり守れば正しいビジネスになる。

真面目に、そして本気でやれば報われるので、美辞麗句ばかり並べ立てる会社や人間とは上手く距離をとって活動するべきだ。

皆さんの健闘を祈る。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?