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59歳の私が還暦を手前にしてSNSを開始したのはなぜか?

はじめに

はじめまして、本田雅之です。

現在表参道で「人材事業」「就活支援事業」「シニアサポート事業」3つの会社を経営しています。

私は今59歳、来年還暦を迎えます。

そんな私が、Twitterとブログを書くことにしました!

この年になって???
今から?????

そう、今から本気で始めます!

なぜ???

それは、学歴もコネもお金もなかった私が、誰にでも出来ることを大切にして生きてきた結果、昭和~平成~令和という時代の変化に負けることなく、3つの会社を経営して、社会に貢献しながら、幸せに人生を謳歌しているからです。

じゃあ最初から恵まれた環境があったんじゃ・・・?

ここで、まずは簡単に私の生い立ちをお話します。

私のこれまでの生い立ち

1962年 福岡県生まれ
生まれ育った家はリアルトトロでした。
飲み水は玄関の外の井戸水、お風呂は薪で沸かす五右衛門風呂、小学校の時に白黒テレビが来て感動したことを覚えています。
そんな私の家族は両親と2歳年上の兄との4人家族でした。
小学校時代は元警察官の厳格な父のDVに怯えながら育ちました。
何かすると殴られるんじゃないかという恐怖心は、50歳を超えるころまで対人恐怖症というトラウマとして残りました。

中1で両親が離婚、その年に兄が原因不明の高熱を出して、4日後に天国に旅立ちました。
余りの辛さに心を閉ざした私は、中学、高校の6年間今でいううつ状態で、今でも高校を卒業するまでの6年間の記憶がほとんどありません。
というか、小学校時代から全く記憶がないというのが本音です。(苦笑;)

大学生活は、学費と生活費を稼ぐためにバイトに明け暮れて過ごしました。
そんな学生生活だったので、いい学校に入って、いい会社に入って安定を手にすることが幸せという常識を誰からも刷り込まれることがありませんでした。
なので就活の時に皆が年収や企業規模で一生働く会社を決めていることに疑問を感じて、そんな就活したくないと思い、大学を中退して体一つで東京に出ました。

お金もツテもない私の東京生活は、ホームレスからのスタートでした。
そこからがむしゃらに働いて20代で夢を描いて起業しましたが上手くいかず、30歳であっけなく倒産しました。
生活と借金返済の為に、建設現場作業や警備員、トラック運転手とあらゆる肉体労働をしつつ仕事を探していた時に、某大手メーカーの一派遣社員として携帯電話の販売員のお仕事をいただきました。
そこで日本一の店頭販売実績を獲得して、5年後に新規事業部を立ち上げることになり、更にその5年後に大手通信会社にハンティングされて、そこでも新規事業部の立ち上げに参画しました。

一派遣社員から社会的安定を短期間で手にしたのですが、もっと若者の未来を本気で応援する仕事をしたいと思い、14年前に息子が生まれた日に辞表を書いてその安定を捨て、人材会社を起業しました。

そして今は更に学生支援からシニア支援まで事業領域を広げて、3つの会社を経営するまでになっています。

人生に大きな影響を与えた家族の死

もう一つ私の人生に大きな影響を与えているのは、私の家族の死です。
私は兄だけでなく、母も不慮の事故で突然失いました。
更に10年前に授かった次男も遺伝子異常の病で、生まれてたった113日で天国に旅立ちました。

生きている時間の中で何度も大切な家族を突然目の前で失い続けて、その度に生きること、そして死ぬということを考え続ける人生でした。
その時々は当然辛く悲しい時間でしたが、この家族の命をかけた教えのおかげで、私は生きる上で最も大切なことを失わずに生き続けることが出来ました。

おわりに

今の世の中は、テクノロジーが急速に進化していく半面、環境、経済、社会、あらゆる分野で沢山の問題を抱えながら、未来に不安を感じずにはいられない時代になっています。

そんな時代を生きなければいけない次世代の若者にとっては、予測できない未来に対する不安と、そんな中でどう生きていけばいいのかという答えの見出せない苦しさがあると思います。

こんな時代だからこそ、私のように学歴もコネもお金も、何にもなくても未来は変えられる。そしてどんな時代であっても人生を楽しむことが出来るということを知って欲しいと、心から思っています。

今を変えたくても、どう生きていいかわからない、
何が出来るのかわからない、
誰に相談すればいいのか???

そんな悩みを抱えている全ての若者を、本気で応援します。

私がそうであったように、どんな人も生まれた以上幸せになれるし、どんな時代であっても必ず人生を楽しむことが出来る。
そんな社会を実現するために一人でも多くの若者たちに寄り添いながら、精一杯貢献していくこと。
それが私の残された人生のライフワークです。

今でも仕事を通して多くの学生や20代、30代の社会人と沢山関わっていますが、もっともっと多くの若者を笑顔にするために、そしてすぐ実践できる、すぐ変わっていけるきっかけになるように、出来る限り分かり易く、誰にでも出来るように優しく伝えていきたいと思っています。

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