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世界には全てが必要

思い出したくない過去だってある。

いっぱい失敗した。
いっぱいいっぱい悩んだ。

もう明日が来ないことを願った夜があった。
荒れ狂う内面に押しつぶされて、眠れず朝を迎えた日もあった。

長く暗い先の見えないトンネルの途中で
もう歩けないと倒れているような、そんな気持ちの時もあった。

だけど、今思うのは、
それでよかったということ。

その経験からたくさん学ばせてもらい、それによって新しい世界を知ることができた。

フランスのことわざに
Il faut de tout pour faire un monde.
(世界をつくるためには、その全てが必要である)
という言葉がある。

「この世界にはいろんな考え方の人がいるけれど、その全てが一つの世界を作っている」
というニュアンスがあるそうだ。

なんだか生きることって、これと通じるものがあるなと思う。

大変なことも、よかったことも、その全てが折り重なって
今日をつくっている。

だからどんなことだって、無駄ではなかったな思える。
それらの経験がわたしを、突き動かしてくれたから。

ふと、今日はこんなことを考えていた。


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