YAMAHA WS-B1A 音質比較  村治佳織 「オンブラ・マイ・フ(ヘンデル/村治佳織編)」

スピーカー音質比較 YAMAHA WS-B1A

00:00 動画冒頭
00:08 BOSE SoundLink FLEX
02:12 JBL FLIP6
04:18 JBL CHARGE5
06:23 Anker Soundcore Motion X600 空間オーディオ OFF / BassUp OFF
08:23 Anker Soundcore Motion X600 空間オーディオ ON / BassUp OFF
10:25 YAMAHA WS-B1A
12:30 Marshall Willen

※ 再生時間の頭出しは、Youtubeのページで可能です。


◆◆ 課題曲

村治佳織 「オンブラ・マイ・フ」  (Muraji Kaori 「Ombra mai fu」)


◆◆ 評価

BOSE SoundLink FLEX
ギターの音が、重厚かつ、柔らか。
低音が安定しているぶん、高音の伸びも際立ち、
雰囲気を持ったギターの音色は、文句のつけようが無い、鳴りっぷり。
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JBL FLIP6
中音域に強く、ボーカルが映えるスピーカーだけに、
楽器だけの曲は、苦手かと思いきや、
主役のギターが際立ち、聴きやすい音ではある。
ただ、雰囲気を持って鳴らす、BOSEと比べると、若干、ギターの音が濁る。
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JBL CHARGE5
「JBL FLIP6」より音域が広がり、正統派の音で鳴らす。
もうひと声、ギターがクリアになれば言うこと無しだが、
この、ギターの良い響き、音域の広さ、バランスの良さ、は、
最近のbluetoothスピーカーの中でも、特に出来が良い「JBL FLIP6」より、
そして、旧「JBL CHARGE4」や、「JBL CHARGE Essential」より、
なぜ、この 「JBL CHARGE5」が、定番になっているか、
シンプルな曲であればこそ、その理由が、実感としてわかるはず。
重厚で本格的な音質としては、「BOSE SoundLink FLEX」が上だが、
このスピーカーの、カラっと明るく、素直な鳴り方も、悪くなし。
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Anker Soundcore Motion X600  空間オーディオ OFF / BassUp ON
シンプルなギターだけの曲なので、BassUp は使用せず。
ギターが、丸く穏やかに出る。 ギターの優しい音色は、聞きやすいが、
BOSEやJBLと比べると、音がこもる印象あり。
Ankerのbluetoothスピーカーは、大きな音が出るときは強く、小さな音では弱く、と、
音の出方に、メリハリが強いので、
この曲でも、ギターを強く弾くときは、思った以上の大きな音が出る(その逆もしかり)ので、
少々、落ち着かない印象も。
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Anker Soundcore Motion X600  空間オーディオ ON / BassUp ON
ギターだけの、シンプルな構成なので、空間オーディオは効果が無いかな?と思いきや、
より、ギターの音が強調されつつ、本当に、ホールで聞いてるような音質に。
しかも、指が、ギターの弦の上を移動する、細かな音まで、
ホールに響いてるように、残響音をもって聞こえ、面白し。
ただ、肝心のギターの音が、犠牲になっているのも確かで、
こもって、エコーがかって聞こえてしまい、ライブで聞いても、こんな音はしないはず。
現状では、"空間オーディオ"は、おまけ機能の域を、出ていない。
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YAMAHA WS-B1A
予想以上の音の良さに、ビックリ…。
音が、しなやかに、密度濃く出るので、
ギターを弱めに弾いたときの詳細な音まで、鮮明に鳴る。
柔らかく、澄んだ、ギターの音色は、
この小さな、ほぼ立方体のスピーカーから出てるとは、思えないほど。
「BOSE SoundLink FLEX」は、低音に厚みがあって、ギターの音に安定感があるが、
こちら「YAMAHA WS-B1A」は、高音域での、ギターの弦の響きの、雰囲気の良さが、絶品。
普段は、比較に使う部分の録音が終わったら、曲を止めてしまうのだが、
あまりに音が良いので、止めるの忘れてしまったほど。
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Marshall Willen
高音域寄りで出るスピーカーで、ギターの音は明確だが、音がこもり、偏る。
1段上げると、音が大きくなりすぎる、等、
ボリュームの調整も、難しめ。
このサイズの小ささは重宝するだろうが、
他のマーシャルのbluetoothスピーカーの中でも、音質に落差あり。
実売16000円前後なので、他のスピーカーを選びたい。
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 【 結論 】

「YAMAHA WS-B1A」の、高音の響きの良さ、たるや。
「BOSE SoundLink FLEX」の、落ち着いた低音の厚みと、真っ向勝負できる。



◆◆ 雑記

さぁ、この録音で、どれだけ違いが伝わるか。

たまに入るノイズが、うらめしいですが、
(よりによって、「YAMAHA WS-B1A」でも、一瞬、音が途切れたりも)

公平を期して、撮り直しをせずに、そのまま比較。

実は、ギターの音色を聞き分けるだけの、自信が無かったので、
全体まとめてのコメントを、1つだけ付けようと思っていたのですが、

「YAMAHA WS-B1A」の音質の良さに、
これは、参考になるかわからねど、個々のスピーカーとの比較も、
書いたほうが良かろうと、絞り出してみました。


高級スピーカーで聴いてる人に、笑われてしまうかもしれませんが、
「YAMAHA WS-B1A」の音の良さは、ぜひ、一度、体験してもらいたいくらい。

「BOSE SoundLink FLEX」を持っていても、いや、持っていればこそ、
その、対照的な音の鳴り方で、より、両方のスピーカーの良さが、わかるはず。
本当に、レベル高いなぁ…。

BOSE、JBL に対抗できるのは、SONYではなく、YAMAHAだったか。


 
「ヤマハ WS-B1A」の筐体は、縦にわずかに長いだけの、ほぼ 『正立方体』 

同じ形の、bluetoothスピーカーが、あまり無いので、
人気スピーカーの中から、同じ価格帯で、比較しています。

音響メーカーである、ヤマハが、あえてこの形で、
bluetoothスピーカーを出してきたのであれば、何らかの理由と勝算が、あるはず。




ヤマハ ポータブルスピーカー WS-B1A  メーカー商品紹介
・ ヤマハ オーディオが追求する「TRUE SOUND」に基づいた、こだわりの音質設計
・ スタイリッシュで質感の高いデザイン&好きな場所に持ち運べるコンパクトサイズ
・ 水回りや屋外でも気軽に使用できる優れた防塵・防水性能(IP67)
・ 動画やオーディオブックなど、音楽以外のコンテンツも聴きやすい音で楽しめる「クリアボイス」機能




◆◆ 注意書き

2023年1月より、特に注意書きの無いかぎり、生活ノイズ低減のため、
音声フィルタを、かましています。

2021年7月4日より、録音マイクが変わり、ノイズが入りづらくなりました。
2021年7月6日より、動画の音量が上がっています。 ※ ボリューム注意

動画は、良さげなヘッドフォンで、聞いてください。
スマホのスピーカーや、安いイヤホンだと、全部、同じ音に聞こえます。

「賃貸アパートで、流せる音量」に、こだわって、比較しています。
(実際は、大きな音を出せないだけ)

スピーカーによって、音の大きさが違って聞こえますが、
できるだけ音量が同等になるよう、測定しつつ、録音をしています。
聞こえ方の違いは、実際に聞こえる"音質"の違い、と、考えて良いかと思います。


speaker comparison / sound comparison / sound quality comparison / compare speaker

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