第23話:やっとみんな会えたね
「UMAMUSUME PROJECT」構想から5年(6年以上)
ゲームの開発の遅れから2年以上。
プロジェクトのテーマ曲である「うまぴょい伝説」(2016年発表)と
ゲームのメインテーマ曲である「GIRLS’LEGEND U」(2021年発表)は、
全く同じ意味であるという(ポストメディア編集部 2021: 77)。
「U」は蹄鉄を意味し、フタが閉じている方を下側にして(家の扉などに)飾ることは古代から運気(財)をためることを意味する。
「うまぴょい=馬が飛び跳ねながら躍動=ウマ娘が走り、踊り、歌うこと」
そういうメッセージをサイゲームスの開発者は世に送り出した。
やっとみんな会えたねは、
ゲームの冒頭かつガチャのBGMとして使用される「GIRLS’LEGEND U」の始まりの言葉を指す。
この言葉には深い意味合いがあった。
2016年の発表からウマ娘やその担当声優は一変・・・(過去の話を参照)
決して「UMAMUSUME PROJECT」は順調に動き出したという訳ではなかった。
プロデューサーは変更され、計画の玉座に据えようと考えていたゲーム開発は遅々として進まなかった。
クロスメディア、メディアミックスの主力(勝負所)は何といってもアプリゲームである。
ビジネスの観点からゲームが司令塔(エース)の役割を果たす。
サッカーに例えるならアルゼンチン代表のメッシ(クロアチア代表のモドリッチでもいい)が欠けたままプロジェクトは遂行されてきた。
その問題がついに克服されることとなったのだ。
これからは色々なところにパスを出しやすくなる(笑)
アニメのヒット、キャラソン、コミック、「ぱかチューブっ!」とバトンを繋いできた。
それがようやく結実した(花が開いた)。
経営陣も安堵したであろう。
また幸運にもこの下積み時代がゲームに爆発的な推進力を与えることにもなった。
結果は未知数であったが、売上で1位を取ることはほぼ予測(約束)されていた(事前登録者数の観点からも)。
それが永遠と続くことは開発者も(まるで)予期しない出来事であった(と、思われる)。
とにかくリリース当初は何日連続売上1位とか、無料アプリダウンロードランキングからも全く脱落しない。
ずーーっと一桁台をキープしていた!
覇権(売上頂点)アプリであった、「モンスト(モンスターストライク)」の影が薄れる程であった。
今やパズドラ(パズル&ドラゴンズ)、モンストの時代(アプリゲームの黎明期)から遠く離れている。
(当時、ピッコマ=マンガのアプリ、LINEマンガ、Fate、プロスピ、荒野行動なども幅を利かせていた。今後どうなるか温かく見守りたい。どうやら今年度はモンスト、ピッコマに次ぐ3位になりそうだ。昨年度はダントツの1位であった。)
アプリ戦国時代となった2020年代に
突然舞い降りた奇跡。
それが「ウマ娘」だったのである。
ちなみに昨日はガチャ更新日だったので1位を取れました・・・笑
(20日のデータは21日0時に確定する。)
デビューからの日別売上も下記参考データから追うことができる。
当時の私はこれを2021年2月24日から1時間毎にチェックしていた。
それが人生における楽しみのひとつであった(笑)
とても懐かしい。
とにかくゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』(サイゲームス)はスタートダッシュに成功したのである。
参考資料)
セールスランキング(ウマ娘)
ポストメディア編集部(2021)『ウマ娘 プリティーダービーマガジン』一迅社
蹄鉄の話については後ほど参考文献に加える予定です。
ちなみに、「U」を逆にかけたら・・・
運気がこぼれます(笑)
(2022.12.21)