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ウマ娘と日本社会

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シリーズものになります。
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#育成

第16話:プロデューサーとトレーナー

かつてハーレム状態の疑似恋愛商法(体験)は今やプロデューサー、マネージャー、トレーナー業が主流となった。 それは人間側も二次元側も同じである。 「AKB48」や「ラブライブ」は女性にも人気があった(ある)。 おニャン子、桜から「モーニング娘。」で1つ階段をのぼった。 どのような仕組みが・・・か それは疑似プロデューサー体験である。 彼女たちの活躍(動向)を日々観察し、育てる。 私たちはメディアを通して成長を見守ってきた。 かつてオーディション番組から誕生したユ

第25話:バクシンとばく進!

いよいよ学級委員長の出番です! ゲームリリース時、既存の競馬ファンからみれば、星3から星1までのウマ娘(キャラクター)と、 実馬(史実)の能力・実績の認識にかなりのバラつきがあった(笑) このゲームには「育成ウマ娘ガチャ」と「サポートカードガチャ」の2種類がある。 (だからカネが回るのだ、小声・・・しかも天井が200連・・・笑) 育成ウマ娘の完凸のために星3から500ピースが必要になる。 ピックアップされていると、90ピース、されていないと60ピース・・・ 最初

第28話:育成の分かりやすさ

ゲーム「ウマ娘」はみたところかなり簡略化されている。 騎手、調教師、馬主、厩務員、マネーゲーム、生産牧場の管理など(笑) 騎手、厩務員(餌代の管理)は競馬ゲームの項目で触れるの忘れた! (なんと)ウマ娘のプレイヤー(トレーナー)はほとんど調教師役のみ(デッキ的には大馬主の超生産牧場)である(笑) もちろん騎手はいない(笑) 居たとしたらそれは単なる「肩車」である。 「騎馬戦」(チーム対抗戦)は見たい気もする。 この分かり易さはゲームのブームにとって非常に重要な要

第31話:オグリキャップの有馬記念から

「UMAMUSUME PROJECT」は第二次競馬ブームから作った。 否、それに乗っかった!笑 ゲームのメインストーリーは「オグリキャップ」の最後の有馬記念(1990年)から始まる。 (なお、ゲーム内の第1部は90年代で完結した。) 漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」の主人公は「オグリキャップ」である。 本プロジェクトの司令塔かつポイントゲッターがゲームであるとすれば、 漫画はフォワード(FW)にあたる。 またアニメ(第1、2期)では1990年代の競馬が描かれた。

第37話:トレセン学園でタイヤを引く

JRAの話をする前に大事な話をしておかなければならない。 トレセンの話だ。 JRAには栗東と美浦にトレーニングセンターがあるので、ウマ娘の世界(トレセン学園)とは若干別の仕組みになっている。 また、ウマ娘たちは超人的な肉体を持ち、 時速60-70キロメートルの速さで走ることができる。 (衣装が心配・・・) また、不良馬場でたとえ大雨が降っていたとしても 傘を差さずに全力疾走している。 (健康が心配・・・) さらに、「斤量」(荷物)はないが、蹄鉄(シューズに)