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シリンジ法の成功率

シリンジ法の成功率についての研究論文について紹介されたページを見つけました。



シリンジを用いた膣内授精による妊娠結果の研究論文について

https://prement.jp/report/



このページによると、
シリンジ法で6周期以内に妊娠したカップルの年齢層別の割合は以下のとおりです。


20歳~30代前半:68.9%


30代半ば:42.8%


30代後半:25.0%



研究対象の母数が55と多くなく、これで確実なことは言えないと思いますが、参考にはなると思います。



女性側に不妊要因がなければ、20代のうちから始めれば高い確率で妊娠が期待できることがわかります。


一方、30代後半のカップル12組のうち、

6周期以内に妊娠したのは4組(25%)だけでした。

ギャンブルのような確率です。

手軽さだけを理由にシリンジ法を続けているうちに卵巣年齢が上がって、さらに妊娠しづらくなる恐れがあります。


シリンジ法以外に選択肢がない場合を除いては、半年ないし1年など期限を設けて、体外受精等へのステップアップを見据えて取り組む必要があると感じます。





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