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ビジョナリーカンパニーへ

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偉大なるビジョナリーカンパニーであり、エモーショナルカンパニーを創りたい。そんな想いの源泉である「価値観」や「ビジョン」「パーパス」「生き方」「あり方」そんな想いを経営しながら綴…
運営しているクリエイター

#23卒

「行動経済学」に学ぶ商品企画やサービスづくり Vol.23

先日の日経新聞の記事。 「売らない店舗」がビジネスとして成立する事は何となく認知していましたが、記事内に好きな「行動経済学」について触れている箇所があったので、自社の商品企画やサービスに置き換えて考えてみました。 売らない店舗最近、増えている「売らない店舗」。 以前、大学生だった娘と一緒に液晶タブレットを探しに新宿へ行った際、体験はできるけど、購入はネット申し込みという店舗がありました。 深く考えずに足を踏み入れたのですが、「行動経済学」を理解すると非常に興味深く、面白

カルトな組織ではない Vol.19

「カルトな組織」とは「会社の色に染まることを強制され、多様性が尊重されない文化を持つ組織」のこと。 弊社は「企業文化」を大切している企業の一つですが、「カルトな組織」ではありません。 そう、「ビジョナリーカンパニー」を目指して奮闘する企業の一つです。 カルトな組織ではなくい ザッポス、サウスウエスト航空、3M、アップル、テスラ、アメリカン・エキスプレス、ボーイング、シティコープ、フォード、GE、ヒューレット・パッカード、ジョンソン・エンド・ジョンソン、メルク、ノードストロー

社内プロジェクト Vol.18

17期がスタートしました。 今期はプロジェクトを4つ始動します。 プロジェクトに参画、挑戦してくれるメンバーを先日、公募しましたが、主体性を発揮しようと半数以上の社員からエントリーがありました。 今後も「公募スタイル」を推奨していこうと思っていますが、そもそも、プロジェクトに参画の意思表明する人の思考や環境について考えてみました。 問題解決脳の先にあるプロジェクト経営者や上位管理者であれば、普段、仕事をしながら感じている「問題」は解決に導くように行動する。 これ、経営者や

店長会議は45分 Vo12.

コロナによる影響でリモート中心を余儀なくされた会議やミーティング。 コミュニケーションの希薄さ等の新たな課題にも直面している企業や個人が多いと言われる中、自社の状況とコミュニケーションの補填について記載してみました。 リモートワークによる弊害を考える リモートワークが可能な部署はリモートワークが推奨としている弊社。 移動時間と交通費の削減効果は目に見える数字として得られている。 コミュニケーションを課題に感じる声は当然、ゼロではない。 ただ、このコミュニケーション不足

価値観の変化を加速させる一年に Vo6.

あけましておめでとうございます 新年、あけましておめでとうございます。 本日より弊社も営業をスタートしています。 年末年始は久しぶりに静かに妻の実家と山の家で過ごさせていただきました。 飲食店様や小売店様は繁忙期のところが多いと思いますが、弊社は10年以上前から年末年始の長期休暇を従業員の皆さんに取得していただいています。 正月明けの社内は、年末年始をどう過ごしたのか、そんな話題で持ち切りです。 常識を疑うよりも目的に沿って決断していく私の経営する会社はアパレルのリ

やりがいと愛着を感じる会社を作る Vo4.

ザ・ドリーム・マネジャーが愛読書に推薦された「ザ・ドリーム・マネジャー」を読み終えて数か月が経過。 この期間にも何度か手にするお気に入りの本になった。 シンプルな原理原則がわかりやすく書かれているからだと思う。 弊社の企業理念は「R&Eビジネスの創造を通じて社会と社員の生活向上に貢献します」である。 社会貢献はもちろん、社員の生活向上に貢献する会社でありたいと思っている。 そんな企業理念を掲げる私に先輩経営者が紹介してくれた本が「ザ・ドリーム・マネジャー」だ。 気

もう一度、愛着の持てる豊かな世の中へ Vo1.

大量生産の背景にある過酷な労働環境2013年のラナ・プラザの悲劇から約8年。 そして大量生産による大量廃棄という事実にも直面している。 2017年には英国の高級ブランド「バーバリー」がブランド保護のために衣料品やアクセサリー、香水など2860万ポンド(約41億8000万円)相当の売れ残り商品を破壊・処分していたことが発覚しました。 もちろん、バーバリーのみではないし、国内のアパレルメーカーも同様に廃棄している現場を目にしてきた。 昨今のSDGsに対する取り組みが進む中